Tuning Manager Software 運用管理ガイド
ここでは,データベースの総容量を拡張する方法について説明します。
- 注意
- データベースの総容量を拡張する前に,必ずデータベースをバックアップしてください。データベースのバックアップ手順についての詳細は,「3.3 データベースのバックアップ」を参照してください。
データベースの総容量の拡張手順を次に示します。
- 現在のデータベースの総容量を確認します。
データベースの総容量を確認する方法については,「3.2 データベースの容量表示」を参照してください。- Hitachi Command Suite製品のサービスをすべて停止します。
サービスの停止方法については,「1.5 サービスの停止」を参照してください。- htm-db-setupコマンドを実行して,データベースの総容量を増やします。
次のようにhtm-db-setupコマンドを実行してください。
- Windowsの場合:
- <Tuning Manager serverのインストール先フォルダ>\bin\htm-db-setup [/size <追加する容量>] [/areapath <データベースの格納先ディレクトリのパス>]
- Solarisの場合:
- /opt/HiCommand/TuningManager/bin/htm-db-setup [--size <追加する容量>] [--areapath <データベースの格納先ディレクトリのパス>]
htm-db-setupコマンドのオプションは次のとおりです。各パラメーターを適切な情報に変更してください。
- Linuxの場合:
- <Tuning Manager serverのインストール先ディレクトリ>/bin/htm-db-setup [--size <追加する容量>] [--areapath <データベースの格納先ディレクトリのパス>]
htm-db-setupコマンドについての詳細は,「8.3.1 htm-db-setup」を参照してください。
- size <追加する容量>
現在のデータベースの総容量に追加する容量(追加する容量=拡張後の総容量-現在の総容量)を2GB単位で指定します。指定できる値は,2~30の2の倍数です。- areapath <データベースの格納先ディレクトリのパス>
データベースファイルの格納先ディレクトリの絶対パスを入力してください。
データベースファイルの格納先ディレクトリパスを確認する方法については,「3.2 データベースの容量表示」を参照してください。
指定を省略した場合,データベースファイルの格納先ディレクトリは,インストール時に選択したデータベースファイルの作成先ディレクトリとなります。
- 注意
- ・htm-db-setupコマンドで,現在のデータベースの総容量を少なくする指定はできません。
- ・Tuning Manager serverをクラスタ構成で運用している場合には,実行系ノードだけでhtm-db-setupコマンドを実行してください。
- Hitachi Command Suite製品のサービスを起動します。
サービスの起動方法については,「1.4 サービスの起動」を参照してください。
なお,HiRDBは,htm-db-setupコマンドの実行後に自動的に起動されます。
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.