uCosminexus DocumentBroker Version 3 Standard GUI 操作ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.3 文書をチェックインする

この節では,文書をチェックインする方法について説明します。

<この節の構成>
(1) 操作する権限
(2) 操作手順
(3) 注意事項
(4) 画面の参照個所

(1) 操作する権限

自分がチェックアウトした文書をチェックインできます。文書に対する「更新」以上の権限が必要です。

(2) 操作手順

操作手順を次に示します。

ActiveXコントロールを使用する場合と使用しない場合について,それぞれ説明します。

(a) ActiveXコントロールを使用する場合
  1. フォルダツリー領域で,チェックインしたい文書が格納されているフォルダをクリックします。
    [文書一覧]画面が表示されます。
  2. チェックインしたい文書の[図データ]アイコンをクリックして表示されるポップアップメニューから,[◆ チェックイン]を選択します。
    [文書のチェックイン]画面が表示されます。
  3. 次の項目を指定します。
    • [文書種別マスタ]
    • [名前]
    • [文書ファイル]
    • [全文検索テキスト]
    • [コメント]
    • ユーザ定義プロパティ
    文書種別マスタがすでに指定されている場合は,表示されている文書種別マスタを変更できません。
    文書種別マスタを使用しない場合は,操作5.に進みます。
  4. [文書種別情報]ボタンをクリックして,表示された項目を指定します。
  5. [関連ファイル]ボタンをクリックします。
    [関連ファイル]領域が表示されます。
  6. 関連ファイルを指定します。
    関連ファイルをチェックアウトした場合,次のどちらかの操作を実行します。
    • チェックアウト時にパスを保存した場合
      チェックアウトした文書の関連ファイルのファイルパスが表示されます。必要に応じて,ファイルを変更または削除します。ファイルを変更または削除しない場合は,何も指定する必要はありません。ただし,チェックアウト時にパスを保存していても,文書のチェックアウトとチェックインを異なるPCでした場合や,Cookieを削除した場合,Cookieのサイズの上限を超えた場合は,記憶した保存先を利用できません。その場合は,「チェックアウト時にパスを保存しなかった場合」と同様の操作を実行してください。ファイルを変更または追加する場合,1つの文書内に同名の文書ファイルは登録できません。同名の文書ファイルがあると,[チェックインする]ボタンをクリックしたときにエラーになります。
    • チェックアウト時にパスを保存しなかった場合
      チェックアウトした文書の関連ファイルのファイル名が表示されます。チェックインするファイルを指定,または不要なファイルを削除します。表示されているファイル名と同名のファイルを指定するとハイライト表示されます。指定または削除していないファイルがある場合,[チェックインする]ボタンをクリックしたときにエラーになります。関連ファイルを追加する場合は,PCまたは複合機からファイルを指定します。なお,1つの文書内に同名の文書ファイルは登録できません。同名の文書ファイルがある場合,[チェックインする]ボタンをクリックしたときにエラーになります。
  7. 指定した内容を確認して,[チェックインする]ボタンをクリックします。文書番号を採番して文書をチェックインする場合は,[採番してチェックインする]ボタンをクリックします。
    チェックインを確認するダイアログが表示されます。
  8. ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
    文書がチェックインされて,[文書のチェックイン]画面が閉じます。また,文書の更新履歴に履歴が追加されます。
(b) ActiveXコントロールを使用しない場合
  1. フォルダツリー領域で,チェックインしたい文書が格納されているフォルダをクリックします。
    [文書一覧]画面が表示されます。
  2. チェックインしたい文書の[図データ]アイコンをクリックして表示されるポップアップメニューから,[◆ チェックイン]を選択します。
    [文書のチェックイン]画面が表示されます。
  3. 次の項目を指定します。
    • [文書種別マスタ]
    • [名前]
    • [文書ファイル]
    • [全文検索テキスト]
    • [コメント]
    • ユーザ定義プロパティ
    文書種別マスタがすでに指定されている場合は,表示されている文書種別マスタを変更できません。
    文書種別マスタを使用しない場合は,操作5.に進みます。
  4. [文書種別情報]ボタンをクリックして,表示された項目を指定します。
  5. [関連ファイル]ボタンをクリックします。
    [関連ファイル]領域が表示されます。
  6. 関連ファイルを指定します。
    チェックアウト時に関連ファイルがあった場合,関連ファイルのファイル名が表示されます。チェックインするファイルを指定,または不要なファイルを削除します。指定または削除していないファイルがある場合,チェックイン時にエラーになります。
    ファイルを追加するときは,PCまたは複合機からファイルを指定します。なお,1つの文書内に同名の文書ファイルは登録できません。同名の文書ファイルがある場合,[チェックインする]ボタンをクリックしたときにエラーになります。
  7. 指定した内容を確認して,[チェックインする]ボタンをクリックします。文書番号を採番して文書をチェックインする場合は,[採番してチェックインする]ボタンをクリックします。
    チェックインを確認するダイアログが表示されます。
  8. ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
    文書がチェックインされて,[文書のチェックイン]画面が閉じます。また,文書の更新履歴に履歴が追加されます。
(c) 補足事項

システム管理者が文書の更新履歴数の制限を設定している場合,文書をチェックインしたあとに,制限した履歴数を超えているかどうかの判断をします。制限を超えているときは,最も古い履歴から削除されます。ただし,履歴の削除に失敗した場合,システム管理者が設定した履歴数より多い履歴数が画面に表示されることがあります。

文書の更新履歴数の制限を超えて削除された履歴は,ごみ箱に移動しないでその場で削除されます。削除された履歴は,1履歴ごとに「文書の履歴削除」として監査証跡ログで確認できます。監査証跡ログの参照方法については,「14.1 監査証跡ログを参照する」を参照してください。

なお,文書の更新履歴数の制限は一般文書が対象です。

(3) 注意事項

(4) 画面の参照個所

参照したい画面に応じて,次の表に示す個所を参照してください。

画面名 参照個所
フォルダツリー領域 2.3.2
[文書一覧]画面 5.3.1
[文書のチェックイン]画面 6.9.2