JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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10.8.4 実行できる業務の変更利用可能業務割り当て

業務メニューの表示・非表示を設定することによって,ユーザ権限に応じて実行できる業務を変更できます。また,業務メニューの名称を変更することもできます。

ユーザ権限に応じた業務の割り当ては,業務メニュー「利用可能業務割り当て」をクリックすると表示される利用可能業務割り当て画面から変更できます。利用可能業務割り当て画面を次の図に示します。

図10-79 利用可能業務割り当て画面

[図データ]

ユーザ権限別にタブで分かれて,利用できる業務メニューと設定内容が表示されます。

<この項の構成>
(1) 実行できる業務を変更する
(2) 業務メニューの名称を変更する

(1) 実行できる業務を変更する

ユーザ権限に対して割り当てられている業務を変更できます。ただし,この利用可能業務を割り当てる作業を,管理者以外の権限に割り当てることはできません。

「ユーザ組織管理」を管理者だけが実行できるように変更する場合を例に,ユーザ権限に応じて業務を割り当てる手順を次に示します。

  1. [利用者]タブをクリックする。
    利用者の業務を割り当てる画面が表示されます。
  2. 「ユーザ組織管理」の「表示」チェックボックスをオフにする。
    プレビュー領域から,「ユーザ組織管理」が消えます。
    注意事項
    この時点では,変更内容はまだ「Asset Information Manager Limited」のデータベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,Webブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
  3. [更新]ボタンをクリックする。
    利用者の権限を持つユーザの操作画面には,業務メニュー「ユーザ組織管理」が表示されなくなります。
    再度,業務メニュー「ユーザ組織管理」を利用したい場合は,「表示」チェックボックスをオンにすれば,利用できるようになります。

「機器管理」など,業務カテゴリの「表示」チェックボックスをオフにすると,その下位の業務メニューもすべて表示されなくなります。

(2) 業務メニューの名称を変更する

「機器管理」を「ハードウェア管理」に変更する場合を例に,業務メニューの名称を変更する手順を次に示します。

  1. 「業務名」の「機器管理」のアンカーをクリックする。
    次の図に示す,業務名の変更ダイアログボックスが表示されます。

    図10-80 業務名の変更ダイアログボックス

    [図データ]

  2. 「業務名」に「ハードウェア管理」と入力して,[決定]ボタンをクリックする。
    プレビュー領域の業務名が「機器管理」から「ハードウェア管理」に変更されます。
    注意事項
    この時点では,変更内容はまだ「Asset Information Manager Limited」のデータベースに反映されていません。別の業務メニューを選択したり,Webブラウザを終了したりすると,変更内容は破棄されます。
  3. [更新]ボタンをクリックする。
    変更内容が「Asset Information Manager Limited」のデータベースに反映されて,業務メニューが変更されます。

なお,業務メニューの名称を変更すると,ほかのユーザ権限でも同様に変更されます。

注意事項
業務メニューの名称を変更しても,各業務で使用する操作画面の画面名は変更されません。画面名を変更したい場合は,業務メニュー「管理項目編集」から画面名を変更してください。変更方法については,「10.8.2(4) ボタンやタブなどの名称,表示を変更する」を参照してください。