JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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9.1.2 CSV形式ファイルへの出力方法

管理情報をCSV形式のファイルへ出力する手順を説明します。

  1. 出力するCSV形式ファイルを検討する。
    UnicodeまたはUnicodeに変換しないCSV形式ファイルのどちらを出力するか検討します。
    Unicodeで出力する場合は,UnicodeのCSV形式ファイルを出力するレジストリの設定が必要です。このレジストリの設定については,マニュアル「構築ガイド」の「4.6 レジストリの設定(JP1/NETM/DM Manager)」を参照してください。また,必要に応じてロケール・コードページ対応表およびホスト・コードページ対応表を編集しておく必要があります。これらの設定については,「9.1.4 UnicodeでCSV形式ファイルを出力する場合の変換ルール」を参照してください。
    Unicodeで出力しない場合は,レジストリの設定やロケール・コードページ対応表およびホスト・コードページ対応表の編集は必要ありません。
  2. CSV出力ユティリティを起動する。
    CSV出力ユティリティを起動するには,次の二つの方法があります。ただし,UnicodeのCSV形式ファイルを出力する場合は,JP1/NETM/DM ManagerからCSV出力ユティリティを起動してください。
    • [JP1_NETM_DM Manager]または[JP1_NETM_DM Client]グループの[CSV出力ユティリティ]アイコンをクリックする
      JP1/NETM/DM Managerの場合は,[JP1/NETM/DMログオン]ダイアログボックスが表示されるので,必要な項目を設定してください。JP1/Baseと連携してJP1/NETM/DMのユーザを管理している場合,CSV出力ユティリティを操作できる権限を持つJP1ユーザのユーザ名とパスワードを入力してください。
    • リモートインストールマネージャで,[ファイル]メニューから[CSVファイル出力]を選択する
      [CSV出力ユティリティ]ダイアログボックスが表示されます。リモートインストールマネージャから起動する場合は,インベントリビューアへのログインは不要です。また,JP1/Baseと連携してJP1/NETM/DMのユーザを管理している場合もログインは不要です。
  3. [CSV出力ユティリティ]ダイアログボックスで,出力項目や出力先のファイル名を設定する。
    • JP1/NETM/DM Managerの場合
      [CSV出力ユティリティ]ダイアログボックスで,出力範囲を設定します。設定の詳細は,「9.1.3 CSV形式ファイルの出力範囲の設定」を参照してください。
    • JP1/NETM/DM Client(中継システム)の場合
      テンプレート名と出力先のファイル名を設定し,[実行]ボタンをクリックします。インベントリ情報が,CSV形式でファイルに出力されます。