JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

2.2.7 [インストール方法]パネル

ソフトウェアのインストーラの種類に合致したインストール方法を指定します。また,日立プログラムプロダクトをインストールする場合に,新規にインストールするのか,バージョンアップするのかを選択します。

図2-19 [インストール方法]パネル

[図データ]

<この項の構成>
(1) インストールモード
(2) 日立PPのインストール

(1) インストールモード

インストールモードとして,「GUIインストールモード」または「バックグラウンドインストールモード」を選択します。

パッケージ種別が「日立プログラムプロダクト」または「他社ソフトウェア」の場合は,常にGUIインストールモードとなります。

GUIインストールモード
特別なインストーラ(対話形式のインストーラなど)を使用するインストールモードです。インストーラがGUIを持たなくても,グラフィックデバイスインターフェースAPIを使っている場合は,このモードを使用します。
クライアントがWindows NTの場合,クライアントをインストールしたユーザがログオンしていないとリモートインストールされません。ただし,クライアントが「一般ユーザ権限でのインストール機能」を使用している場合,ユーザに関係なくログオンしていれば,GUIインストールモードでインストールできます。「一般ユーザ権限でのインストール機能」については,「11.2.3 Windows NTの一般ユーザ権限でのインストール」を参照してください。
また,GUIインストールモードで画面応答が必要なソフトウェアをリモートインストールする場合は,インストール先のPCのパスワードロックを解除しておいてください。インストール先のPCがパスワードでロックされている([Ctrl]+[Alt]+[Delete]キー入力要求ダイアログボックスが表示されている)と,画面応答ができないためインストールできません。なお,リモートインストールに対応した日立プログラムプロダクトをリモートインストールする場合は,画面応答が不要なため,ロックされていてもインストールできます。
バックグラウンドインストールモード
特別なインストーラを使用しないインストールモードです。ファイルのコピーだけでインストールが完了する場合に適用します。クライアントをインストールしたユーザがログオンしていなくても,Windows NTが起動していればリモートインストールされます。

(2) 日立PPのインストール

パッケージ種別が「日立プログラムプロダクト」の場合に,新規にインストールするのか,それともバージョンアップするのかを選択します。「更新インストール」を選択すると,インストール先のドライブとディレクトリは変更できません。

新規インストール
プログラムプロダクトを新規インストールする場合に,選択してください。
更新インストール
すでにインストールされているプログラムプロダクトをバージョンアップする場合に選択してください。