• 定義情報を移行するJP1/ITSLM - URの定義ファイル（システム定義ファイル，システムコンフィグプロパティファイル）のバックアップを取っていることを確認してください。
  定義ファイルのバックアップを取る方法については，「7.1.1　定義ファイルのバックアップを取る」を参照してください。
  
• 移行先のホストで，JP1/ITSLM - URのインストールおよびセットアップをしてください。
  インストール方法およびセットアップ方法については，「5.1.1　インストールする」，および「5.1.3　JP1/ITSLM - URをセットアップする」を参照してください。
  

1. 定義情報の移行先のホストのJP1/ITSLM - URを終了する。
   JP1/ITSLM - URの終了方法については，「2.1.3　JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
   
2. 定義ファイルのバックアップを移行先のホストの所定のフォルダにコピーする。
   コピー先は次のとおりです。
   ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\conf\jp1itslmur.properties
   ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\collector\conf\system_config.properties
   ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\collector2\conf\system_config.properties
   ・JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\sdpengine\recorder\conf\system_config.properties
   
3. リストアした定義ファイルのうち，システム定義ファイル（jp1itslmur.properties）を編集する。
   システム定義ファイル（jp1itslmur.properties）の次に示すプロパティについて，移行先に合わせて編集してください。
   
   • managerHost
   • rmiManagerPort
   • urHost
   • rmiUrPort
   • urNetworkInterfaceNumber
   システム定義ファイルの編集方法については，「5.4.1　システム定義ファイルを編集する」を参照してください。
   
4. 定義情報の移行元のホストのJP1/ITSLM - URを終了する。
   終了方法については，「2.1.3　JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
   
5. 定義情報の移行先のホストのJP1/ITSLM - URを起動する。
   起動方法については，「2.1.2　JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。
   

JP1/ITSLM - URを起動できれば，JP1/ITSLM - URの定義情報の移行は完了です。

• 「7.3.1　JP1/ITSLM - Managerの定義情報を移行する」
• 「7.5.2　JP1/ITSLM - URのRMI通信ポート番号を変更する」