JP1/IT Service Level Management

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6.2.3 現用系の論理ホストをセットアップする(JP1/ITSLM - UR)

現用系の論理ホストとしてJP1/ITSLM - URをセットアップします。

JP1/ITSLM - URとJP1/ITSLM - Managerは,どちらからセットアップしてもかまいません。

ここでは,JP1/ITSLM - URのセットアップ方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 補足事項
(4) 次の作業

(1) 作業の前に

これ以外に確認することは,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.3 JP1/ITSLM - URをセットアップする」を参照してください。

(2) 作業手順

  1. JP1/ITSLM - URをインストールしたホストのネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドを実行する。
    実行するコマンドは次のとおりです。
    JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmuripls
    ネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmuripls(ネットワークインタフェース番号とIPアドレスの表示)」を参照してください。
  2. jslmuriplsコマンドを実行して確認した情報を基に,セットアップに必要なオプションファイルを作成する。
    オプションファイルについては,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。
  3. 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。
    オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。
  4. セットアップコマンドを実行する。
    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。
    JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmursetup△-c△online△オプションファイルの絶対パス
    セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmursetup(JP1/ITSLM - URのセットアップ)」を参照してください。

コマンドが正常に終了すれば,現用系の論理ホストとして使用するJP1/ITSLM - URのセットアップは完了です。

(3) 補足事項

補足事項については,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.3 JP1/ITSLM - URをセットアップする」を参照してください。

(4) 次の作業