JP1/IT Service Level Management

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6.2.4 予備系の論理ホストをセットアップする(JP1/ITSLM - Manager)

予備系の論理ホストとしてJP1/ITSLM - Managerをセットアップします。

JP1/ITSLM - ManagerとJP1/ITSLM - URは,どちらからセットアップしてもかまいません。

ここでは,JP1/ITSLM - Managerのセットアップ方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 作業の前に
(2) 作業手順
(3) 補足事項
(4) 次の作業

(1) 作業の前に

これ以外に確認することは,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.2 JP1/ITSLM - Managerをセットアップする」を参照してください。

(2) 作業手順

  1. セットアップに必要なオプションファイルを作成する。
    オプションファイルについては,「9. コマンド」の「jslmmgrsetup(JP1/ITSLM - Managerのセットアップ)」を参照してください。
  2. 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。
    オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。
  3. セットアップコマンドを実行する。
    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。
    JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\bin\jslmmgrsetup△-c△standby△オプションファイルの絶対パス
    セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「jslmmgrsetup(JP1/ITSLM - Managerのセットアップ)」を参照してください。

コマンドが正常に終了すれば,予備系の論理ホストとして使用するJP1/ITSLM - Managerのセットアップは完了です。

(3) 補足事項

これ以外の補足事項については,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.2 JP1/ITSLM - Managerをセットアップする」を参照してください。

(4) 次の作業