レポートのデータを出力する

この作業で使用する［レポート］画面を次に示します。

[図データ]

［レポート］ボタンをクリックする。
［サービス一覧］エリアと［レポート］エリアが表示されます。
［サービス一覧］エリアからレポートの出力対象にする監視対象サービスの監視対象を選択する。
選択した監視対象サービスの監視対象の当月の状況が［レポート］エリアに表示されます。
状況は，月次の総合評価表と月次の性能グラフで表示されます。当月分を確認する場合は，手順4.に進んでください。
［YYYY年］プルダウンメニューおよび［MM月］プルダウンメニューで，確認したい年月を選択して，［更新］ボタンをクリックする。
なお，当月分を出力する場合は，指定を省略できます。
指定した年月の監視対象サービスの監視対象の月次の総合評価表と月次の性能グラフが［レポート］エリアに表示されます。
［レポート出力］ボタンをクリックする。
［ファイルのダウンロード］ダイアログボックスが表示されるので，任意の場所に保存します。

CSVファイルを保存できれば，レポートの出力は完了です。

［レポート］画面の見方については，「4.5.1　レポートのデータを画面で確認する」の「（3）　画面の見方」を参照してください。

ここでは，［レポート］ボタンをクリックして出力されるCSVファイルのデフォルトのファイル名，出力フォーマット，および出力文字コードについて説明します。また，出力例を示します。

デフォルトのファイル名: report_YYYYMM.csv; YYYYおよびMMは，［レポート］画面で選択した年（4桁）と月（2桁）になります。ファイル名は任意に変更できます。

出力フォーマット

1行目にヘッダ情報が表示されて，2行目以降にデータ情報が表示されます。

ヘッダ情報とデータ情報の対応
1行目に出力されるヘッダ情報と2行目以降に出力されるデータ情報の対応を次の表に示します。

表4-5　ヘッダ情報と2行目以降に出力されるデータ情報の対応

項番	監視項目	ヘッダ情報	2行目以降に出力されるデータ情報
1	－	Date	JP1/ITSLMが該当データを取得した日時
2	平均応答時間	Response_Average	平均応答時間の平均値
3		Response_Max	平均応答時間の最大値
4		Response_Min	平均応答時間の最小値
5	スループット	Throughput_Average	スループットの平均値
6		Throughput_Max	スループットの最大値
7		Throughput_Min	スループットの最小値
8	エラー率	Error_Average	エラー率の平均値
9		Error_Max	エラー率の最大値
10		Error_Min	エラー率の最小値

注: 平均応答時間およびスループットの値がともに0の時刻の平均応答時間は，情報未取得として扱います。そのため，平均値，最大値，最小値には含まれません。; 同様に，エラー率およびスループットの値がともに0の時刻のエラー率は，情報未取得として扱います。そのため，平均値，最大値，最小値には含まれません。;

データ情報の形式
2行目以降のデータ情報は，次の形式で表示されます。
YYYY-MM-DD,AA....AA
YYYY-MM-DDは，JP1/ITSLMが該当のデータを取得した日時です。年（4桁），月（2桁）および日（2桁）が半角数字で「-」でつながれて出力されます。
AA...AAには，取得した監視項目ごとのデータ（半角数字）が，コンマで区切られて出力されます。なお，平均応答時間の単位はミリ秒です。

出力例

出力例を次に示します。データは一部省略しています。

なお，レポートを出力する月の中で，JP1/ITSLM - URが取得した応答件数が0件だった場合など，1日の一部のデータがないとき，ヘッダ情報は表示されますが，値は表示されません。

また，監視対象サービスの監視対象の監視を停止していた期間など，1日分の集計データがない場合には，その日の行全体が表示されません。