JP1/IT Service Level Management
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監視対象サービスの監視を開始するには,サービスグループ管理者がJP1/ITSLM - Managerにログインし,監視を開始するための設定をする必要があります。監視対象サービスの監視を開始すると,該当の監視対象サービスに設定されたWebトランザクションの監視も開始されます。
ここでは,監視対象サービスの監視を開始するための作業手順を説明します。
- <この項の構成>
- (1) 作業の前に
- (2) 作業手順
- (3) 画面の見方
- (4) 補足事項
- (5) 関連項目
この作業で使用する[設定]画面を次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU040100.GIF)
- [設定]ボタンをクリックする。
[設定メニュー]エリアが表示されます。
- [監視開始・停止]を選択する。
[監視開始・停止]エリアに,ログインしているユーザーが監視を担当しているすべての監視対象サービスが一覧で表示されます。
- 表示された監視対象サービスの一覧から,監視を開始する監視対象サービスのチェックボックスをチェックする。
- [開始]ボタンをクリックする。
チェックした監視対象サービスの監視が開始されます。
開始処理が成功すると,[監視状態]が[開始]に変わります。
- [監視開始・停止]エリア
![[図データ]](FIGURE/ZU040110.GIF)
- 表示項目を次の表に示します。
項番 |
項目 |
説明 |
1 |
チェックボックス |
監視を開始する監視対象サービスをチェックします。
タイトル行のチェックボックスをチェックすると,すべての行がチェックされます。同様にチェックボックスのチェックを外すと,すべての行のチェックが外れます。 |
2 |
[サービスグループ] |
サービスグループの名称が表示されます。 |
3 |
[サービス] |
監視対象サービスの名称が表示されます。 |
4 |
[監視状態] |
監視対象サービスの現在の監視状態が表示されます。
[開始]は,監視が開始されている状態です。
[停止]は,監視が停止されている状態です。 |
5 |
[開始]ボタン |
チェックボックスでチェックした監視対象サービスの監視を開始します。 |
- チェックした監視対象サービスの監視の開始処理が終了するまで,ほかの操作はできません。
- [監視開始・停止]エリアのチェックボックスがどれもチェックされていない場合,[開始]ボタンはクリックできません。
- すでに監視を開始している監視対象サービスをチェックして[開始]ボタンをクリックした場合,監視状態は変わりません。
- 複数の監視対象サービスをチェックして監視を開始する場合,開始処理は並列で実行されます。そのため,一部の監視対象サービスに対する処理でエラーが発生した場合も,ほかの監視対象サービスに対する処理は続行されます。ただし,ほかのユーザーが削除した監視対象サービスを選択して監視を開始しようとした場合,エラーメッセージが表示され,選択したすべての監視対象サービスに対する監視の開始処理が中断されます。この場合は,対象にする監視対象サービスを選択し直して,再度[開始]ボタンをクリックしてください。
- 一部の監視対象サービスの監視の開始に失敗した場合,エラーメッセージが表示されます。エラーに対処したあと,再度[開始]ボタンをクリックしてください。
- チェックした監視対象サービスを監視しているJP1/ITSLM - URが起動していない場合,該当する監視対象サービスの監視の開始は失敗します。開始に失敗した監視対象サービスは,メッセージログに出力されたKNAS16304-Eメッセージで確認できます。
- 監視を開始すると,開始した時刻が監視の種類ごとにメッセージログに出力されます。監視の種類ごとに出力されるメッセージを次に示します。
- 監視対象サービスの監視を開始した場合,監視に利用するJP1/ITSLM - URの監視が一度停止され,再開始されます。そのため,監視を開始する監視対象サービスと同じJP1/ITSLM - URで監視していたWebトランザクションは1つ目のWebアクセスから監視がやり直されます。
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