uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.2.3 開発環境を設定する(EUR Form連携帳票の場合)

帳票ジェネレータ(BLSG)機能の開発環境(定義したファイルの保存先や帳票生成時のオプションなど)を設定します。

操作手順

  1. メイン画面で[ツール]−[オプション]を選択します。
    [開発環境設定]ダイアログが,[基本情報]タブが前面に表示された状態で表示されます。
    ダイアログの各項目の詳細は,「付録A.3 [開発環境設定]ダイアログ」を参照してください。
  2. 「プロジェクト名」を指定します。
    プロジェクトとは,この[開発環境設定]ダイアログで指定した内容を保存しておくファイルです。この例題では,デフォルトの"project"を指定してください。
  3. 「データフォルダパス」を指定します。
    データフォルダをフルパス名で指定します。データフォルダとは,帳票定義の定義情報ファイル(以降,帳票定義ファイルと呼びます)を保存するフォルダです。データフォルダの詳細は,「付録E.3 帳票ジェネレータ(BLSG)機能の出力情報」を参照してください。
    この例題では,デフォルトの"C:\Program Files\Hitachi\HBPM2\blsg\data"を指定してください。
  4. 「出力先フォルダパス」を指定します。
    生成した帳票ファイル(JSP形式)を出力するフォルダをフルパス名で指定します。生成ファイルの詳細は,「付録E.3 帳票ジェネレータ(BLSG)機能の出力情報」を参照してください。
    この例題では,デフォルトの"C:\Program Files\Hitachi\HBPM2\blsg\output"を指定してください。
     
    項目を設定した[基本情報]タブを次に示します。

    [図データ]

    なお,帳票を開いている状態で,[基本情報]タブの情報を変更して保存しようとすると,メッセージが表示されます。このメッセージで,変更先のフォルダパスに開いている帳票と同じ名称の帳票または帳票モジュールがある場合,上書きされてしまうことを警告します。
  5. [生成オプション]タブを選択します。
    [生成オプション]タブが前面に表示されます。
    生成オプションとは,帳票ファイル(JSP形式)の生成時に実行するオプションのことです。
    なお,この例題では生成オプションを設定しません。このため,以下の操作6.〜11.では,帳票ファイル(JSP形式)が生成されたあとで実行ファイルを起動する生成オプションを設定する場合の,基本的な操作手順を説明します。
  6. [追加]ボタンをクリックします。
    [生成オプションの追加]ダイアログが表示されます。このダイアログで,生成オプションを新規追加できます。
  7. [変数名]ドロップダウンリストで次の変数名を指定します。
    • FIXCMDPATH:帳票ファイル(JSP形式)が生成されたあとで,ユーザが作成した実行ファイルを起動する場合に選択する変数です。
    • EXECN2ASC:native2asciiを実行する場合に選択する変数です。
    生成オプションタブについては,「付録A.3(2) [生成オプション]タブ」を参照してください。
  8. [値]テキストボックスに,実行ファイルのフルパス名を入力します。
    ユーザが作成した実行ファイルのフルパス名を入力してください。
     
    項目を設定した[生成オプションの追加]ダイアログを次に示します。

    [図データ]

  9. [OK]ボタンをクリックします。
    [生成オプションの追加]ダイアログが閉じて,[開発環境設定]ダイアログの[生成オプション]タブに戻ります。[生成オプション]タブには,[生成オプションの追加]ダイアログで設定した内容が表示されます。
  10. 操作6.〜9.を繰り返して,そのほかの変数を設定します。
    変数「FIXCMDPATH」で指定した実行ファイルに引数を渡したい場合は,変数「FIXCMDARG」を設定します。[値]テキストボックスに入力した値が,引数の値になります。
  11. [OK]ボタンをクリックします。
    [生成オプションの追加]ダイアログが閉じて,[開発環境設定]ダイアログの[生成オプション]タブに戻ります。
     
    設定内容が表示された[生成オプション]タブを次に示します。

    [図データ]

  12. [保存]ボタンをクリックします。
    [開発環境設定]ダイアログで設定した内容が,プロジェクトファイルに保存されます。