SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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7.5.3 インタフェース定義部

テンプレートとプログラム定義,データ定義,パラメタ,部品,およびSEWB+/CS-DESIGNで作成した論理設計図との関係は,すべてテンプレートのインタフェース定義部で@@interface文を使って定義します。

また,@@lang文で,記述する言語の種別と生成規則を指定します。@@lang文の詳細は「7.9.32 @@lang文」を参照してください。

<この項の構成>
(1) @@interface文の記述規則
(2) データ定義識別子と内容

(1) @@interface文の記述規則

形 式1 データ定義を使用する場合([入出力]タブ)
[図データ]

形 式2 [パラメタ]タブを使用する場合([パラメタ]タブ)
[図データ]

形 式3 XMLを使用する場合([パラメタ]タブ)
[図データ]

形 式4 部品を使用する場合([部品]タブ)
[図データ]

形 式5 論理設計図を使用する場合([インタフェース]タブ)
[図データ]

形 式6 マップ定義を使用する場合([入出力]タブ)
[図データ]

規 則
(a) ATTR

(例)
@@interface @マスタDB={ATTR=DB,IO=IN_OUT,COMMENT="集計結果に従い…"};
   :
@@interface @集計サービス={ATTR=RPC_INPARM,IO=IN,COMMENT="2集計元ファイルを…"};
   :
@@interface @集計作業ファイル={ATTR=FILE,IO=IN_OUT,COMMENT="売上げを…"};
   :
@@interface @参照ファイル={ATTR=FILE,IO=IN,ARRAY_MAX=7,COMMENT="マスタDBに…"};
このとき,プログラム定義の[入出力]タブの入出力項目一覧には次のように表示される。
[図データ]

(例)
@@interface @入力ファイル={ATTR=DB,COMMENT="問い合わせ
                          データ…",IO=IN,表名
                          ={ATTR=TABLE_NAME}};
   :
@@interface @確認内容設定先={ATTR=ITEM,REF=@入力ファイ
                            ル,COMMENT="今回の確認内
                            容を…"};
このとき,プログラム定義の[パラメタ]タブの指示項目一覧には次のように表示される。
[図データ]

(例)
@@interface @追加部品={ATTR=PARTS,COMMENT="追加部品を選択する"};

(例)
@@interface @オぺレーション={ATTR=INTERFACE,COMMENT="オペレーションを選択する"};
(b) ARRAY_MAX
(c) COMMENT
(d) REF
(e) IO
(f) 修飾名
(g) VALUE
(h) PARSE_LEVEL
(i) TAG_NAME
(j) ATTR_NAME

(2) データ定義識別子と内容

プログラム作成者が,データ定義で定義しておく必要のある項目を修飾名として指定し,ATTR=のあとにその項目をデータ定義識別子で記述します。

データ定義識別子の指定によって,データ定義で定義した内容をテンプレート上で使用できます。修飾名用ATTRに指定できるデータ定義識別子の一覧を表7-1に示します。

表7-1 データ定義識別子の一覧

データ定義種別 データ定義識別子 データ定義での定義個所 内     容
FILE FILE_NAME ファイル名 SELECT句,FD句のファイル名。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブのファイル名フィールドの指定値。
ORGANIZATION ファイル編成 ORGANIZATION句の編成。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブのファイル編成の指示番号。
[1:順編成][2:相対編成]
[3:索引編成][4:索引順編成]
[5:テキスト編成][6:CSV形式]
[7:直接編成]
RECORD_NAME レコード定義1 FD句のレコード記述項にある,最初の01レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
KEY_NAME キー名 プログラムで使用するキー名。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブのキー名フィールドの指定値。
RECORDING_MODE レコード形式 レコードの形式。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブのレコード形式フィールドの指示番号。
[0:指定なし][1:固定長][2:可変長]
FILE_EXTERNAL EXTERNAL 外部属性の有無の指定。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブのEXTERNALチェックボックスの指示番号。
[0:チェックOFF][1:チェックON]
VSIZE_ITEM 長さ設定エリア レコードの長さを設定する項目の名称。
データ定義ウィンドウの[ファイル]タブの長さ設定エリア名フィールドの指定値。
DB TABLE_NAME 表名称 表名称。
データ定義ウィンドウの[RDB]タブの表名称フィールドの指定値。
RECORD_NAME レコード定義 表に対応するテーブルにある,01レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[RDB]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
DAM FILE_NAME ファイル定義 DAMファイル名。
データ定義ウィンドウの[DAM]タブのファイル名フィールドの指定値。
BLOCK_SIZE 入出力ブロックサイズ アクセスするブロックの大きさ。
データ定義ウィンドウの[DAM]タブの入出力ブロックサイズの指定値。
RECORD_NAME レコード定義 DAMアクセス時の入出力領域にある,01レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[DAM]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
TAM TABLE_NAME テーブル定義 TAMテーブル名。
データ定義ウィンドウの[TAM]タブのテーブル名称フィールドの指定値。
KEY_SIZE キー名称 キー項目のサイズ。
データ定義ウィンドウの[TAM]タブのキーフィールドに指定したデータ項目のサイズ。
RECORD_NAME レコード定義 TAMアクセス時の入出力領域にある,01レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[TAM]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
RPC入力パラメタ RECORD_NAME レコード定義 入力パラメタの02レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[RPC]タブの入力パラメタ定義の結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
RPC応答領域 RECORD_NAME レコード定義 応答領域の02レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[RPC]タブの応答領域定義の結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
メッセージ RECORD_NAME レコード定義 入力メッセージの02レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[メッセージ]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
ユーザジャーナル USER_JOURNAL_CODE コード ユーザジャーナルのコード。
データ定義ウィンドウの[ユーザジャーナル]タブのコードフィールドの指定値。
RECORD_NAME レコード定義 ユーザジャーナルアクセス時の出力領域にある,02レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[ユーザジャーナル]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
メッセージログ RECORD_NAME レコード定義 メッセージログアクセス時の出力領域にある02レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[メッセージログ]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義の最初に定義さているデータ項目の名前※2
共通作業領域 RECORD_NAME レコード定義1 共通作業領域の最初の01レベルのデータ項目名。
データ定義ウィンドウの[共通作業領域]タブの結合項目名称/レコード定義名称フィールドの結合項目の指定値,またはレコード定義ファイルの最初に定義さているデータ項目の名前※2

注※1

データ定義で結合項目またはレコード定義ファイルが複数指定されている場合,次の点を考慮してください。

(例)@入力ファイルの2番目のレコード名を参照する。
@@interface @入力ファイル ={ATTR = FILE,
レコード名 =
{ATTR=RECORD_NAME}};
:
@入力ファイル[レコード名,2]

注※2

名前が指定されていない場合はデータ項目名になります。