SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド
XML文書は,XML宣言,DTD,および文書インスタンスで構成されています。
テンプレートでは,文書インスタンスの内容を参照できます。XML宣言やDTDの内容は参照できません。
XML宣言では,XMLのバージョンや文字コードを宣言します。 XMLのバージョンを宣言する場合,version="1.0"を指定します。 XML文書をSJISで作成している場合,encoding="Shift_JIS"を指定する必要があります。なお, XML宣言は省略できます。
DTDでは,要素の型や属性リストを宣言します。 DTDの扱いは,@@interface文で指定する解析レベル(PARSE_LEVEL)によって異なります。なお,DTDは省略できます。
解析レベル | 意味 |
---|---|
1 | 文書インスタンスだけを解析し,XML文書をテンプレートから参照できるようにする。 |
2 | 解析レベル1に加えて,DTDを解析し,DTDで指定されたデフォルト値を挿入する。ただし,文書インスタンスとDTDの整合性は検証しない。 |
文書インスタンスは,タグ付きの文書で記述されます。この内容は,テンプレートにXML関数を記述することで参照できます。また,解析レベル2を指定すると,XML文書が持っているDTDのデフォルト値が入っている内容も参照できます。
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