SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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7.5.2 テンプレート概要定義部

テンプレートに関する情報をテンプレート中に記述できます。記述できる情報はテンプレートの日本語名称,テンプレート作成者名,テンプレートの概要です。概要定義部はテンプレートの1行目の1カラム目から記述します。

記述した内容はプロパティ情報として見ることができます。したがって,テンプレートにこれらの定義がしてあれば,プログラム作成者はテンプレートを開いてそのつど処理の流れを読まなくても,プロパティ情報で簡単に内容を確認できます。

<この項の構成>
(1) テンプレートの日本語名称
(2) テンプレート作成者名
(3) テンプレートの概要

(1) テンプレートの日本語名称

形 式
#NAME = '文字列'

規 則
  • インタフェース定義部より前に記述する。
  • 1カラム目から記述しなければならない。

使用例
#NAME='マスタファイル更新処理'

(2) テンプレート作成者名

形 式
#OWNER = '文字列'

 則
  • インタフェース定義部より前に記述する。
  • 1カラム目から記述しなければならない。

使用例
#OWNER='日立太郎'

(3) テンプレートの概要

形 式
#OUTLINE = '文字列' ['文字列'…]

規 則
  • 1カラム目から記述しなければならない。
  • 複数行記述する場合は,2行目からは1カラム目に#を記述したあとで,アポストロフィー(')で囲んで記述する。
  • 文字定数に可変記号を指定してはならない。

使用例
#OUTLINE = 'マスタファイルを更新する'
#'入力ファイルはSAM,またはISAM'
#'更新DBはHiRDB用'