SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド
- 形 式
- @@lang { COBOL | C | "言語種別" }
- [ FOR_REPOSITORY = "リポジトリの言語区分"]
- [ EXTENSION = "拡張子"]
- [ MODIFY_CONNECT = "連結文字"]
- [ MODIFY_ORDER = { DESCEND | ASCEND } ]
- [ UOC_BEGIN = "ユーザ追加処理の先頭に挿入する文字列"]
- [ UOC_END = "ユーザ追加処理の末尾に挿入する文字列"];
- 注
- { }は項目のどれか一つを記述することを表します。
- [ ]は省略できることを表します。
- 機 能
- 言語種別と言語種別に関連する生成規則を指定します。
- 規 則
- @@lang文中では可変記号は使用できない。
- テンプレート概要定義部の直後に記述しなければならない。
- テンプレートに1回だけ指定できる。
- 部品のテンプレートには指定できない。
- @@lang文がテンプレート概要定義部の直後に指定されないでインタフェース定義部の記述が始まっている場合,COBOLを仮定する。
- 言語種別は,COBOL,C以外の任意の生成言語種別を指定する。
- リポジトリの言語区分は,@@getdata関数,@@modify関数,@@rule文でのSEWB+/REPOSITORYアクセス時の言語区分を指定する。
- FOR_REPOSITORY句を省略した場合,言語種別から仮定する。
言語種別 |
FOR_REPOSITORYの言語区分 |
指定あり |
指定なし |
COBOL |
指定値でアクセス |
COBOL,またはOOCOBOLでアクセス |
C |
指定値でアクセス |
C,またはC++でアクセス |
"言語種別" |
指定値でアクセス |
REPOSITORYアクセスできない |
@@lang文なし(COBOL) |
該当しない |
COBOL,またはOOCOBOLでアクセス |
- 拡張子は,生成ソース出力時の拡張子を"."付きで指定する。
- EXTENSION句を省略した場合,言語種別,および環境設定に沿った拡張子で出力する。
言語種別 |
EXTENSIONの拡張子 |
指定あり |
指定なし |
COBOL |
指定値で出力 |
ソース正書法に従う(.CBL,または.CBFで出力) |
C |
指定値で出力 |
.Cで出力 |
"言語種別" |
指定値で出力 |
拡張子なしで出力 |
- 連結文字は,@@modify関数,およびルールスクリプト中の@MODIFYキーワードを生成するときの,修飾情報(データ項目名)の連結文字を指定する。ルールスクリプト中のキーワードについてはマニュアル「SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド」を参照してください。
- MODIFY_CONNECT句を省略した場合は言語種別から連結文字を仮定する。
言語種別 |
MODIFY_CONNECTの連結文字 |
指定あり |
指定なし |
COBOL |
指定値で連結 |
「OF」で連結 |
C |
指定値で連結 |
「.」で連結 |
"言語種別" |
指定値で連結 |
連結文字を仮定しない |
- MODIFY_ORDER句は,@@modify関数,およびルールスクリプト中の@MODIFYキーワードを生成するときの,修飾情報(データ項目名)の修飾順序を指定する。ルールスクリプト中のキーワードについてはマニュアル「SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド」を参照してください。
- MODIFY_ORDER句を省略した場合は言語種別から修飾順序を仮定する。
言語種別 |
MODIFY_ORDERの指定 |
指定あり |
指定なし |
COBOL |
指定値の順序 |
ASCEND(下位から上位)を仮定 |
C |
指定値の順序 |
DESCEND(上位から下位)を仮定 |
"言語種別" |
指定値の順序 |
DESCEND(上位から下位)を仮定 |
- UOC_BEGINには,ユーザ追加処理の先頭に挿入する文字列を指定する。
- UOC_ENDには,ユーザ追加処理の末尾に挿入する文字列を指定する。
- ユーザ追加処理の前後に挿入する文字列には,ユーザ追加処理のブロック名が展開する可変記号「@uocname」を指定できる。
可変記号「@uocname」はユーザ追加処理中,つまりUOC_BEGINとUOC_ENDに指定する文字列の中でだけ有効な可変記号です。
- 言語種別がCOBOLで,かつ環境設定のCOBOLソース正書法が固定形式またはホスト向け固定形式の場合,UOC_BEGINとUOC_ENDで指定した文字列の先頭に6文字の空白が追加される。
- UOCリバース機能を使う場合は,UOC_BEGINとUOC_ENDに次の形式の文字列を指定する必要がある。
UOC_BEGIN="UOCの開始を意味する文字列[@可変記号][任意の文字列]"
UOC_END ="UOCの終了を意味する文字列[@可変記号][任意の文字列]"
- なお,次のように指定すると,UOCコメントをUOC単位でユニークにできる。この指定を推奨する。
UOC_BEGIN="UOCの開始を意味する文字列 @uocname [任意の文字列]"
UOC_END ="UOCの終了を意味する文字列 @uocname [任意の文字列]"
- @uoc文にSUPPRESSが指定してある場合は,UOC_BEGINとUOC_ENDで指定した文字列は生成されない。したがって,UOCリバース機能を使う場合,@uoc文にSUPPRESSを指定してはならない。
- 使用例
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, Hitachi, Ltd.