3.13.2 スプールジョブ保管機能の設定方法
スプールジョブは,ジョブ終了時にジョブコントローラによって自動保管される。保管先はバッチジョブ実行システムの設定ファイルで定義する。設定ファイルに保管先のディレクトリを定義することで,スプールジョブ保管機能は有効になる。
スプールジョブ保管機能に関連する設定ファイルのパラメータを次の表に示す。
設定ファイルのパラメータ |
意味 |
必須/任意 |
---|---|---|
SPOOL_STORE_DIR |
保管先ディレクトリのパスを定義して,スプールジョブ保管機能を有効にする。 |
必須 |
SPOOL_STORE_SUBDIR |
保管先ディレクトリのサブディレクトリを定義する場合に指定する。 |
任意 |
SPOOL_JOB_STORE |
ジョブ終了時にスプールジョブを保管する。 |
必須 |
ジョブコントローラによるジョブ実行の終了時にスプールジョブ保管機能を使用する場合,設定ファイルにSPOOL_STORE_DIRパラメータ,およびSPOOL_JOB_STOREパラメータの両方を指定すること。どちらかの指定を省略した場合,この機能は有効とならない。