15.3.3 アプリケーション呼び出し情報ファイルの記述規則
アプリケーション呼び出し情報ファイルの記述規則を次に示します。
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java.util.Propertiesクラスが扱えるフォーマットで記載してください。
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文字コードは,UTF-8を使用してください。ただし,BOM付きUTF-8では記述できません。
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プロパティの各キーは,大文字と小文字が区別されます。
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プロパティの各キーは,1つだけ指定してください(同一のキーは複数指定できません)。同一のキーを複数指定した場合,どの設定値が有効になるかは不定です。
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プロパティの記載順は任意です。また,プロパティが読み込まれる順番は不定です。
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プロパティのキーに,アプリケーション呼び出し情報ファイルで使用できるプロパティで定義されていないキー名を指定した場合,アプリケーションの呼び出し時にエラーが発生します。
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プロパティでファイルパスを指定する場合,パスの区切り文字には"/"を使用してください。
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プロパティの値の先頭に"$$"を記載した場合,"$"に変換されます。
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プロパティの値の先頭に"@@""を記載した場合,"@"に変換されます。
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プロパティの値が空の場合,エラーが発生します。
アプリケーション呼び出し情報ファイルが次に示すケースに該当する場合,アプリケーション呼び出しサービスは,該当するref識別子のアプリケーション呼び出しを中止します。
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指定必須のプロパティのキーが指定されていない
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プロパティに不正な値が指定されている