Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


7.7.6 アプリケーション呼び出しサービスに関する設定をする

アプリケーション呼び出しサービスをCosminexusに組み込みます。

操作手順

  1. アプリケーション呼び出しサービスのファイルをインポートする。

    アプリケーション呼び出しサービスのファイルの格納パスを示します。

    • Windowsの場合

      <CSCIWのインストールディレクトリ>\lib\csciwapsrv.ear
    • UNIXの場合

      /opt/hitachi/CSCIW/lib/csciwapsrv.ear

    次のどちらかの手順を実行して,アプリケーション呼び出しサービスをインポートしてください。

    <運用管理ポータルを使用して設定する場合>

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][アプリケーション]

    4. 右ペインの[インポート]タブをクリックし,[J2EEアプリケーションのインポート]画面を表示する。

    5. [インポートディレクトリ]にアプリケーション呼び出しサービスのファイルが格納されているパスを指定して[適用]ボタンをクリックする。

    6. [J2EEアプリケーションファイル]で「csciwapsrv.ear」を選択して[実行]ボタンをクリックする。

    詳細は,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイドの「J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。

    <定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合>

    1. cjimportappコマンドを使用して,インポートする。

    インポート方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「J2EEアプリケーションのインポート」の説明を参照してください。

    cjimportappコマンドの指定形式を次に示します。

    cjimportapp <サーバ名称> -f <csciwapsrv.earファイルのパス>

    cjimportappコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  2. アプリケーション呼び出しサービスが使用するデータソース表示名を変更する。

    データベースと接続するためのDB Connectorのリソースアダプタの表示名に「DB_Connector_for_CSCIW」を設定した場合,この手順は不要です。「DB_Connector_for_CSCIW」以外を設定した場合は,データソース表示名をリソースアダプタと同じ表示名に変更してください。

  3. アプリケーション呼び出しサービスを開始する。

    次のどちらかの手順を実行して,プリケーション呼び出しサービスを開始してください。

    <運用管理ポータルを使用して設定する場合>

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][アプリケーション]

    4. 右ペインの[開始/停止]タブをクリックし,[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面を表示する。

    5. アプリケーション名「CSCIWBpmnAPService01」の[開始]アンカーをクリックする。

    6. 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックする。

    詳細は,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイドの「J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。

    <定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合>

    1. cjstartappコマンドを使用して,開始する。

    開始方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「J2EEアプリケーションの開始」の説明を参照してください。

    cjstartappコマンドの指定形式を次に示します。

    cjstartapp <サーバ名称> -name CSCIWBpmnAPService01

    cjstartappコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

操作結果

アプリケーション呼び出しサービスがCosminexusに組み込まれます。

メモ

同一のJ2EEサーバ上にアプリケーション呼び出しサービスとRESTアプリケーションを配備している場合は,RESTアプリケーションの開始時の順番をアプリケーション呼び出しサービスの開始時の順番(10)より小さくしてください。

開始時の順番は,アプリケーション属性ファイルのhitachi-application-property/start-orderで設定します。