Hitachi

uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


7.7.5 CSCIWManagementServerに関する設定をする

CSCIWManagementServerCosminexusに組み込みます。

操作手順

  1. セキュリティロールを追加する。

    CSCIWManagementServerにセキュリティロールを設定する方法を示します。

    • セキュリティロールの追加

      CSCIWManagementServerには,BPMNエディタの認証をするために,Cosminexusのセキュリティロールとして,csciwdefロールが必要です。次に示すコマンドを実行すると,セキュリティロールを追加できます。

      cjaddsec <サーバ名称> -type role -name csciwdef

      cjaddsecコマンドについては,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

    • ユーザの追加

      セキュリティロールと関連づけるためのユーザを作成してください。ユーザ名およびパスワードには,「:」(半角コロン)は使用できません。

      次に示すコマンドを実行すると,ユーザを追加できます。なお,すでに登録しているユーザを関連づける場合は,ユーザの追加は不要です。

      cjaddsec <サーバ名称> -type user -name <ユーザ名> -password <パスワード>

      cjaddsecコマンドについては,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

    • セキュリティロールとユーザの関連づけ

      追加したセキュリティロールとユーザの関連づけが必要です。次に示すコマンドを実行すると,セキュリティロールとユーザの関連づけができます。

      cjmapsec <サーバ名称> -role csciwdef -user <ユーザ名>

      ユーザ名には,関連づけるユーザ名を32バイト以内の文字列で指定してください。

      cjmapsecコマンドについては,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  2. CSCIWManagementServerをインポートする。

    CSCIWManagementServerのファイルの格納パスは,次のとおりです。

    • Windowsの場合

      <CSCIWインストールフォルダ>\lib\csciw.ear
    • UNIXの場合

      /opt/hitachi/CSCIW/lib/csciw.ear

    次のどちらかの手順を実行して,CSCIWManagementServerをインポートしてください。

    <運用管理ポータルを使用して設定する場合>

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][アプリケーション]

    4. 右ペインの[インポート]タブをクリックし,[J2EEアプリケーションのインポート]画面を表示する。

    5. [インポートディレクトリ]にCSCIWManagementServerのファイルが格納されているパスを指定して[適用]ボタンをクリックする。

    6. [J2EEアプリケーションファイル]で「csciw.ear」を選択して[実行]ボタンをクリックする。

    詳細は,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイドの「J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。

    <定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合>

    1. cjimportappコマンドを使用して,インポートする。

    インポート方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「J2EEアプリケーションのインポート」の説明を参照してください。

    cjimportappコマンドの指定形式を次に示します。

    cjimportapp <J2EEサーバ名> -f <csciw.earファイルのパス>

    cjimportappコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  3. CSCIWManagementServerが使用するデータソース表示名を変更する。

    データベースと接続するためのDB Connectorのリソースアダプタの表示名に「DB_Connector_for_CSCIW」を設定した場合,この手順は不要です。「DB_Connector_for_CSCIW」以外を設定した場合は,データソース表示名をリソースアダプタと同じ表示名に変更してください。

  4. CSCIWManagementServerを開始する。

    次のどちらかの手順を実行して,CSCIWManagementServerを開始してください。

    <運用管理ポータルを使用して設定する場合>

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][アプリケーション]

    4. 右ペインの[開始/停止]タブをクリックし,[J2EEアプリケーションの開始/停止]画面を表示する。

    5. アプリケーション名「CSCIWManagementServer」の[開始]アンカーをクリックする。

    6. 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックする。

    詳細は,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイドの「J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。

    <定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合>

    1. cjstartappコマンドを使用して,開始する。

    開始方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「J2EEアプリケーションの開始」の説明を参照してください。

    cjstartappコマンドの指定形式を次に示します。

    cjstartapp <J2EEサーバ名> -name CSCIWManagementServer

    cjstartappコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。