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uCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow BPMN連携機能 使用の手引


7.7.4 DB Connectorを設定する

データベースと接続するためにDB Connectorを設定します。

〈この項の構成〉

(1) 運用管理ポータルを使用して設定する場合

運用管理ポータルを使用して設定する場合に,データベースと接続するための設定方法を説明します。

操作手順

  1. DB Connectorをインポートする。

    1. 運用管理ポータルにログインする。

    2. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックする。

    3. ツリーペインで次の順にクリックする。

      [<操作対象の運用管理ドメイン名>][論理J2EEサーバ][J2EEサーバ][<操作対象のJ2EEサーバ名>][リソース][リソースアダプタ]

    4. 右ペインの[インポート]タブをクリックし,[リソースアダプタのインポート]画面を表示する。

    5. インポートするリソースアダプタの指定方法として,[DB Connector]を選択する。

    6. メニューに表示されるDB Connector(RARファイル)から,接続するデータベースに対応したリソースアダプタを指定する。

    7. [リソースアダプタ名称]に「DB_Connector_for_CSCIW」を入力する。

    8. [実行]ボタンをクリックする。

  2. DB Connectorのプロパティを設定する。

    1. 右ペインの[プロパティ設定]タブをクリックし,[リソースアダプタのプロパティ設定]画面を表示する。

    2. [リソース名]が「DB_Connector_for_CSCIW」になっていることを確認する。

    3. プロパティを設定するリソースアダプタの[基本設定]アンカーをクリックする。

    4. [リソースアダプタの基本設定]画面で,プロパティを設定する。

    5. [設定]ボタンをクリックする。

  3. DB Connectorの接続テストを実施する。

    1. 右ペインの[開始/停止]タブをクリックし,[リソースアダプタの開始/停止]画面を表示する。

    2. 接続テストを実行するリソースアダプタの[接続テスト]アンカーをクリックする。

    3. 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックする。

  4. DB Connectorを開始する。

    1. 右ペインの[開始/停止]タブをクリックし,[リソースアダプタの開始/停止]画面を表示する。

    2. 開始するリソースアダプタの[開始]アンカーをクリックする。

    3. 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックする。

(2) 定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合

定義ファイルおよびサーバ管理コマンドを使用して設定する場合に,データベースと接続するための設定方法を説明します。

操作手順

  1. cjimportresコマンドを使用して,DB Connectorをインポートする。

    インポート方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「DB Connectorのインポート」または「リソースアダプタのインポート」の説明を参照してください。

    cjimportresコマンドの指定形式を次に示します。

    • HiRDBの場合

      cjimportres <J2EEサーバ名> -type rar -f <Cosminexusインストールディレクトリ>/CC/DBConnector/DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rar
    • Oracleの場合

      cjimportres <J2EEサーバ名> -type rar -f <Cosminexusインストールディレクトリ>/CC/DBConnector/DBConnector_Oracle_CP.rar

    cjimportresコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  2. cjgetrespropコマンドおよびcjsetrespropコマンドを使用して,DB Connectorのプロパティを設定する。

    cjgetrespropコマンドで取得したConnector属性ファイルの,DB Connectorのリソースアダプタの表示名に「DB_Connector_for_CSCIW」(CSCIWのデフォルト)を設定してください。cjsetrespropコマンドで属性を設定します。

      <display-name xml:lang="en">DB_Connector_for_CSCIW</display-name>

    設定方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「DB Connectorのプロパティ定義」または「リソースアダプタのプロパティ定義」の説明を参照してください。

    項目の詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)の「Connector属性ファイル」の説明を参照してください。

    cjgetrespropコマンドの指定形式を次に示します。

    • HiRDBの場合

      cjgetresprop <J2EEサーバ名> -type rar -resname DB_Connector_for_HiRDB_Type4 -c <属性ファイルパス>
    • Oracleの場合

      cjgetresprop <J2EEサーバ名> -type rar -resname DB_Connector_for_Oracle -c <属性ファイルパス>

    cjsetrespropコマンドの指定形式を次に示します。

    • HiRDBの場合

      cjsetresprop <J2EEサーバ名> -type rar -resname DB_Connector_for_HiRDB_Type4 -c <属性ファイルパス>
    • Oracleの場合

      cjsetresprop <J2EEサーバ名> -type rar -resname DB_Connector_for_Oracle -c <属性ファイルパス>

    cjgetrespropコマンドおよびcjsetrespropコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  3. cjdeployrarコマンドを使用して,DB Connectorをデプロイする。

    設定方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「DB Connectorのデプロイ」または「リソースアダプタのデプロイ」の説明を参照してください。

    cjdeployrarコマンドの指定形式を次に示します。

    jdeployrar <J2EEサーバ名> -resname DB_Connector_for_CSCIW

    cjdeployrarコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  4. cjtestresコマンドを使用して,DB Connectorの接続テストを実施する。

    接続テストの実施方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「DB Connectorの接続テスト」または「J2EEリソースアダプタの接続テスト」の説明を参照してください。

    cjtestresコマンドの指定形式を次に示します。

    cjtestres <J2EEサーバ名> -type rar -resname DB_Connector_for_CSCIW

    cjtestresコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。

  5. cjstartrarコマンドを使用して,DB Connectorを開始する。

    開始方法については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイドの「DB Connectorの開始」または「J2EEリソースアダプタの開始」の説明を参照してください。

    cjstartrarコマンドの指定形式を次に示します。

    cjstartrar <J2EEサーバ名> -resname DB_Connector_for_CSCIW

    cjstartrarコマンドの詳細については,マニュアルCosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編を参照してください。