Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
ビジネスプロセスに関する情報は,画面とコマンドで参照できる情報が異なります。参照できる情報の詳細については,「8. 運用環境で使用する画面」または「10. コマンド」の該当する画面,コマンドの内容を参照してください。
ビジネスプロセスの情報を参照するための前提条件と参照方法について次に説明します。
ビジネスプロセスの情報を参照するには,HCSCサーバが起動状態である必要があります。
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.2.17 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
ビジネスプロセスの情報を参照する方法を次に示します。
ツリービュー上で,ビジネスプロセスをダブルクリックします。ダブルクリックしたビジネスプロセスの情報は,エディタエリアに表示されます。エディタエリアの稼働運用ページで,ビジネスプロセスの情報が参照できます。
ビジネスプロセスの稼働運用ページの詳細については,「8.4 稼働運用ページ」を参照してください。
なお,ビジネスプロセスの稼働状態については,ツリービューに表示されるアイコンで確認することもできます。表示されるアイコンの詳細については,「8.1 画面構成」を参照してください。
ビジネスプロセスの情報を参照するには,cscstatusコマンド,csmlslocationコマンド,またはcscutilコマンドを実行します。
cscstatusコマンドおよびcscutilコマンドは運用環境から,csmlslocationコマンドは実行環境から実行できます。各コマンドは,次の場合に使用します。
cscstatus -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -type compo |
csmlslocation <HCSCサーバ名> -k bp |
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Cosminexus Manager名> -target compo -operation get_bp_info -props "CSCSrvName=<HCSCサーバ名>, AdapterName=<ビジネスプロセスのサービスID>" |
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Cosminexus Manager名> -target compo -operation get_bp_info -propfile <プロパティ定義ファイル名> |
表5-3 ビジネスプロセスの情報を参照するコマンドの出力情報
出力される項目 | 出力される内容 |
---|---|
serviceName.<通番> | サービス部品名が出力されます。 |
adapterName.<通番> | ビジネスプロセスのサービスIDが出力されます。 |
cscServerName.<通番> | HCSCサーバ名が出力されます。 |
ownerClusterName.<通番> | クラスタ名が出力されます。 |
serviceKind.<通番> | HCSCコンポーネントの種別が出力されます。 ビジネスプロセスの場合「BusinessProcess」が出力されます。 |
serviceStatus.<通番> | ビジネスプロセスの状態が出力されます。
|
modifiedTime.<通番> | ビジネスプロセス更新された時刻(1970年1月1日00:00:00からの通算ミリ秒)が出力されます。 |
entryTime.<通番> | ビジネスプロセスを配備した時刻が出力されます。 |
lcVersion.<通番> | ロケーションのバージョン番号が出力されます。 |
lcRevision.<通番> | ロケーションのリビジョン番号が出力されます。 |
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