Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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7.2.1 すべてのサービスユニットの一括起動と一括停止

一括起動をするにはcmx_start_targetコマンドを,一括停止をするには,cmx_stop_targetコマンドを使用します。システム内のすべてのサービスユニットを一括起動したり,一括停止したりするには,これらのコマンドを使用するときに,-unitオプションの指定を省略します。

ここでは,システム内のすべてのサービスユニットを,一括起動および一括停止する手順について説明します。

<この項の構成>
(1) 一括起動
(2) 一括停止

(1) 一括起動

システム内のすべてのサービスユニットを一括で起動するときの手順を次に示します。リソースアダプタおよびJ2EEアプリケーションが停止している場合は,サービスユニットを起動したあとで,開始する必要があります。リソースアダプタおよびJ2EEアプリケーションの開始については,「6.11.2 リソースアダプタのインポートと開始」および「6.11.3 J2EEアプリケーションのインポートと開始」を参照してください。

cmx_start_targetコマンドを使用して,システム内のすべてのサービスユニットを稼働状態で起動します。稼働状態にするには,-modeオプションに「ALL」を指定します。

Windowsの場合
 
<Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_start_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem
 

UNIXの場合
 
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_start_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem
 

(2) 一括停止

システム内のすべてのサービスユニットを一括で停止するときの手順を次に示します。

cmx_stop_targetコマンドを使用して,システム内のすべてのサービスユニットを停止状態にします。停止状態にするには,-modeオプションに「ALL」を指定します。

業務実行中の場合は,最初にシステム内のすべてのサービスユニットを負荷分散機から切り離し,実行中のリクエストを処理したあとに,サービスユニット内のすべての論理サーバを停止します。

Windowsの場合
 
<Cosminexusインストールディレクトリ>\manager\bin\cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem
 

UNIXの場合
 
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem