Cosminexus 簡易構築・運用ガイド

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2.2.17 セットアップウィザードで設定できる項目

セットアップウィザードで設定できる項目について,画面ごとに説明します。

<この項の構成>
(1) [ようこそ]画面で設定できる項目
(2) [セットアップ方法の選択]画面で設定できる項目
(3) [運用管理ユーザの設定]画面で設定できる項目
(4) [運用管理機能の設定]画面で設定できる項目
(5) [J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面で設定できる項目
(6) [システム構成の選択]画面で設定できる項目
(7) [システム環境の設定]画面で設定できる項目
(8) [データベース接続環境の設定]画面で設定できる項目
(9) [セットアップ情報]画面で設定できる項目
(10) [終了確認]画面で設定できる項目
(11) [一括セットアップ]画面で設定できる項目

(1) [ようこそ]画面で設定できる項目

[ようこそ]画面で設定できる項目について次の表に示します。[ようこそ]画面については,「2.2.3 セットアップの開始」を参照してください。

表2-40 [ようこそ]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
セットアップの実行 システムのセットアップを実施するかどうかを設定します。次のどちらかを指定します。

1:
システムをセットアップします。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1
アンセットアップの実行 システムのアンセットアップを実施するかどうかを設定します。次のどちらかを指定します。

y:
システムをアンセットアップします。

n:
セットアップウィザードを終了します。
なし

(2) [セットアップ方法の選択]画面で設定できる項目

[セットアップ方法の選択]画面で設定できる項目について次の表に示します。[セットアップ方法の選択]画面については,「2.2.4 セットアップ方法の選択」を参照してください。

表2-41 [セットアップ方法の選択]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
セットアップ方法の選択 セットアップ方法を選択します。次のどれかを指定します。

1:
標準セットアップでシステムをセットアップします。

2:
カスタムセットアップでシステムをセットアップします。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1

(3) [運用管理ユーザの設定]画面で設定できる項目

[運用管理ユーザの設定]画面で設定できる項目について次の表に示します。[運用管理ユーザの設定]画面については,「2.2.5 運用管理ユーザの設定」を参照してください。

表2-42 [運用管理ユーザの設定]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
運用管理ユーザアカウントのユーザIDの設定 Management Serverの管理ユーザアカウントのユーザIDが現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在設定されているユーザIDをManagement Serverの管理ユーザアカウントのユーザIDとして設定します。

2:
設定内容を変更します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1
運用管理ユーザアカウントのユーザID Management Serverの管理ユーザアカウントのユーザIDを半角英数字,一部の半角特殊文字,および半角スペース1文字以上で指定します。 admin
運用管理ユーザアカウントのパスワード Management Serverの管理ユーザアカウントのパスワードを半角英数字,一部の半角特殊文字,および半角スペース0文字以上で指定します。空文字も入力値となります。 なし

注※
入力できる半角特殊文字について次に示します。
! # $ & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ] ^ _ ` { | } ~

(4) [運用管理機能の設定]画面で設定できる項目

[運用管理機能の設定]画面で設定できる項目について次の表に示します。[運用管理機能の設定]画面については,「2.2.6 運用管理機能の設定」を参照してください。

表2-43 [運用管理機能の設定]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
運用管理機能の設定 Management Serverの設定が現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在の設定値をManagement Serverの設定値として設定します。

2:
設定内容を変更します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1
Management Server接続HTTPポート番号 Management Server接続HTTPポート番号を1-65535の整数値で指定します。 28080
Management Server終了要求受信ポート番号 Management Server終了要求受信ポート番号を1-65535の整数値で指定します。 28005
Management Server内部通信用ポート番号 Management Server内部通信用ポート番号を1-65535の整数値で指定します。 28009
運用管理エージェントのポート番号 運用管理エージェントのポート番号を1-65535の整数値で指定します。 20295
Management Server管理グループに設定するグループ Management Server管理グループに設定するグループを1文字以上で指定します。
  • AIXの場合
    system
  • HP-UXの場合
    sys
  • Linuxの場合
    root
  • Solarisの場合
    sys

注※
UNIXの場合だけ設定できます。

(5) [J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面で設定できる項目

[J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面で設定できる項目について次の表に示します。[J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面については,「2.2.7 J2EEサーバの起動ユーザの設定」を参照してください。

表2-44 [J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
J2EEサーバの起動ユーザの設定 Component Container管理者の設定が現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在の設定値をComponent Container管理者の設定値として設定します。

2:
設定内容を変更します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1
Component Container管理者 Component Container管理者を1文字以上で指定します。 root
Component Container管理者グループ Component Container管理者グループを1文字以上で指定します。
  • AIXの場合
    system
  • HP-UXの場合
    sys
  • Linuxの場合
    root
  • Solarisの場合
    sys

(6) [システム構成の選択]画面で設定できる項目

[システム構成の選択]画面で設定できる項目について次の表に示します。[システム構成の選択]画面については,「2.2.8 システム構成の選択」を参照してください。

表2-45 [システム構成の選択]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
システム構成の選択(システム構成の確認) システム構成が現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在設定されている構成をシステム構成として設定します。

2:
設定内容を変更します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1
システム構成の選択 システム構成を選択します。次のどちらかを指定します。

1:
WebサーバとJ2EEサーバを配置するシステム構成を選択します。

2:
Webサーバ機能を持つJ2EEサーバだけを配置するシステム構成を選択します。
1

(7) [システム環境の設定]画面で設定できる項目

[システム環境の設定]画面で設定できる項目について次の表に示します。[システム環境の設定]画面については,「2.2.9 システム環境の設定」を参照してください。

表2-46 [システム環境の設定]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
システム環境の設定(システム環境の確認) システム環境が現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在設定されている環境をシステム環境として設定します。

2:
設定内容を変更します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1
Webシステム名 Webシステム名を半角英数字,記号(アンダースコア,ハイフン)32文字以内で指定します。 MyWebSystem
Webサーバの設定 Webサーバのポート番号※1 Webサーバのポート番号を1-65535の整数値で指定します。 80
J2EEサーバの設定 httpのポート番号※2 J2EEサーバのhttpのポート番号を1-65535の整数値で指定します。※3 80
管理用サーバのポート番号 J2EEサーバの管理用サーバのポート番号を1-65535の整数値で指定します。※3 8080
ajp13のポート番号※1 J2EEサーバのajp13のポート番号を1-65535の整数値で指定します。※3 8007
インプロセスのネーミングサービスのポート番号 J2EEサーバで使用するインプロセスのネーミングサービスのポート番号を1-65535の整数値で指定します。※3 900
RMIレジストリのポート番号 J2EEサーバのRMIレジストリのポート番号を1-65535の整数値で指定します。※3 23152

注※1
システム構成がWebサーバとJ2EEサーバを配置する構成(combined-tier)のときだけ設定できます。

注※2
システム構成がJ2EEサーバだけを配置する構成(j2ee-tier)のときだけ設定できます。

注※3 
[J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面(設定内容変更)でComponent Container管理者を設定済みの場合,1024-65535の整数値で指定します

(8) [データベース接続環境の設定]画面で設定できる項目

[データベース接続環境の設定]画面で設定できる項目について次の表に示します。[データベース接続環境の設定]画面については,「2.2.10 データベース接続環境の設定」を参照してください。

表2-47 [データベース接続環境の設定]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
データベースの接続設定 データベースの接続を設定するかどうかを指定します。次のどちらかを指定します。

y:
設定します。

n:
設定しません。
y
使用するデータベースの選択 使用するデータベースを設定します。次のどちらかを指定します。

1:
HiRDB(バージョン8以降)を使用します。

2:
Oracle(バージョン9i以降)を使用します。
1
データベース名(SID)※1 データベース名(SID)を1文字以上で指定します。 なし
データベースのホスト名 データベースのホスト名を1文字以上で指定します。 なし
データベースのポート番号 データベースのポート番号を1-65535の整数値で指定します。
  • HiRDBの場合
    22200
  • Oracleの場合
    1521
データベースのアクセスユーザ データベースのアクセスユーザを0文字以上で指定します。 なし
アクセスユーザのパスワード アクセスユーザのパスワードを0文字以上で指定します。 なし
JDBCドライバのパス JDBCドライバのパスを1文字以上-OSの最大パス長※2以下の絶対パスで指定します。 なし
データベース接続環境の設定(データベース接続環境の確認) データベース接続環境が現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在設定されているデータベース接続環境をデータベース接続環境として設定します。

2:
設定内容を変更します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
1

注※1
使用するデータベースがOracleのときだけ設定できます。

注※2
「最大パス長」とは,OSで規定されているパス長の制限のことです。OSのパス長の制限については,ご使用のOSのドキュメントなどで確認してください。ただし,使用するOSがWindowsの場合,最大パス長は259です。

(9) [セットアップ情報]画面で設定できる項目

[セットアップ情報]画面で設定できる項目について次の表に示します。[セットアップ情報]画面については,「2.2.11 セットアップ情報の確認」を参照してください。

表2-48 [セットアップ情報]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
セットアップ情報の確認 セットアップ情報が現在の設定でよいかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
現在設定されているセットアップ情報でセットアップを開始します。

2:
セットアップ情報を再設定します。現在の設定は保持されます。

3:
セットアップ情報をファイルに保存します。

0:
前の画面に戻ります。

9:
セットアップウィザードを終了します。
なし
セットアップ情報(セットアップ情報の再設定) セットアップ情報を再設定するかどうかを設定します。次のどちらかを指定します。

y:
セットアップ情報を再設定します。現在の設定は保持されます。

n:
セットアップ情報を再設定しないで,前の画面に戻ります。
なし
セットアップ情報(セットアップ情報ファイルの上書き) セットアップ情報ファイルを上書きするかどうかを設定します。次のどちらかを指定します。

y:
セットアップ情報ファイルを上書きします。

n:
セットアップ情報ファイルを作成しないで,前の画面に戻ります。
なし

(10) [終了確認]画面で設定できる項目

[終了確認]画面で設定できる項目について次の表に示します。[終了確認]画面については,「2.2.13 セットアップウィザードの終了」を参照してください。

表2-49 [終了確認]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
セットアップの終了 セットアップを終了するかどうかを設定します。次のどちらかを指定します。

y:
セットアップウィザードを終了します。

n:
セットアップウィザードを終了しないで,前の画面に戻ります。
なし

(11) [一括セットアップ]画面で設定できる項目

[一括セットアップ]画面で設定できる項目について次の表に示します。[一括セットアップ]画面については,「2.2.15 セットアップ情報ファイルを使用した一括セットアップ」を参照してください。

表2-50 [一括セットアップ]画面で設定できる項目

設定項目 設定内容 デフォルト値
セットアップの実行 システムのセットアップを実行するかどうかを設定します。次のどれかを指定します。

1:
システムをセットアップします。

2:
セットアップ情報を再設定します。セットアップ情報ファイルに保存されている設定は保持されます。

9:
セットアップウィザードを終了します。
なし
アンセットアップの実行 アンセットアップを実行するかどうかを設定します。次のどちらかを指定します。

y:
システムをアンセットアップします。

n:
セットアップウィザードを終了します。
なし