JP1 Version 8 JP1/Script(UNIX(R)用)
Script実行環境ファイルコンバータを実行するには,コマンドラインに次の形式で入力します。
変換元ファイルの実行環境構文ファイルの拡張子に「.SPU」を指定した場合,この変換を行います。
sptuspv△-i△変換元ファイル名(△-o△出力先ディレクトリ名)(△オプション)
図3-4 -SPT:ALLを指定した場合の実行環境ファイル作成の流れ
変換元ファイルの実行環境構文ファイルの拡張子に「.SPV」を指定した場合,この変換を行います。
sptuspv△-i△変換元ファイル名(△-o△出力先ディレクトリ名)
表3-1 Script実行環境ファイルコンバータの戻り値とメッセージ
項番 | 戻り値 | 戻り値の意味 | メッセージID 処理 |
メッセージ |
---|---|---|---|---|
1 | 0 | 正常に終了しました(ワイルドカード指定時,対象ファイルすべての変換が正常に終了しました)。 | KBSC5100-I | ファイルを変換しました。(変換されたファイル名) |
2 | 1 | 実行環境構文ファイルの構文に誤りがあります。 | KBSC5101-E | 実行環境構文ファイルの構文に誤りがあります。(エラーとなったファイル名) |
3 | 2 | 範囲外の数値が指定されています。 | KBSC5102-E | 実行環境構文ファイル中に範囲外の値が指定されています。(エラーとなったファイル名) |
4 | 3 | ファイル形式に誤りがあります。 | KBSC5103-E | ファイルが壊れているかまたはファイルの形式が異なります。(エラーとなったファイル名) |
5 | − | 出力先フォルダに変換するファイルがすでに存在します。 | KBSC5104-I | 変換後のファイルが出力先ディレクトリに既に存在しました。このファイルの内容はすべて失われました。(上書きされたファイル名) |
6 | 4 | 入力ファイルが存在しません。 | KBSC5105-E | 指定されたファイルが見つかりません。(エラーとなったファイル名) |
7 | 5 | 入力ファイルアクセスエラー。 | KBSC5106-E | システムエラーメッセージ。(エラーとなったファイル名) |
8 | 20 | 出力先ディレクトリが見つかりません。 | KBSC5107-E | 出力先のディレクトリが見つかりません。(エラーとなったディレクトリ名) |
9 | 21 | 出力ファイルアクセスエラー。 | KBSC5108-E | システムエラーメッセージ。(エラーとなったファイル名) |
10 | 22 | SPV,SPU以外のファイルを指定しました。 | KBSC5109-E | 指定できないファイルです。(エラーとなったファイル名) |
11 | 23 | 実行時のコマンドラインに変換元ファイル名が指定されていません。または,コマンドラインに指定した内容が不正です。 | KBSC5110-E | パラメタの指定が不正です。 |
12 | 24 | オペランドが不正です。 | KBSC5111-E | 指定したパラメタの組み合わせに誤りがあります。 |
13 | 25 | メモリが不足しています。 | KBSC5112-E | メモリが不足しました。 |
14 | 26 | 対象SPTファイルが存在しません。 | KBSC5113-W | 出力先のディレクトリに対象となるスクリプトファイルが存在しませんでした。 |
15 | 27 | 実行環境構文ファイル中のディレクトリの指定が不正です。 | KBSC5114-E | 実行環境構文ファイル中に指定しているディレクトリが見つかりません。 |
16 | 28 | 上書き時の障害でファイルを削除しました。 | KBSC5115-I |
|
17 | 99 | 一部変換が失敗しました。※ | − | − |
注※
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