JP1/Automatic Job Management System 2 解説

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11.2 メッセージの送受信をジョブネットに定義したい

メッセージキューシステムと連携すると,メッセージキューシステムに対するメッセージの送受信をジョブネットに定義できます。これによって,障害発生時にメッセージキューシステムにメッセージを送信したり,メッセージキューシステムのメッセージの受信を契機にしてジョブネットを開始させたりできます。

JP1/AJS2は次のメッセージキューシステムと連携できます。

なお,JP1/AJS2のマニュアルでは,上記のメッセージキューシステムと連携する場合を「メッセージキューシステム連携」,TP1/Message QueueまたはMQSeriesと連携する場合を「メッセージキュー連携」,MSMQと連携する場合を「MSMQ連携」と表します。

JP1/AJS2では,メッセージキューシステムのメッセージキューを監視して,メッセージキューにメッセージが受信されたのを契機としてジョブネットやジョブを実行できます。また,メッセージキューにメッセージを送信することもできます。

メッセージの送信はメッセージ送信アクションジョブを,メッセージの受信はメッセージ受信監視イベントジョブを,それぞれジョブネットに定義して実行します。

なお,メッセージキューシステム連携機能はLinuxをサポートしていません。そのため,Linuxホストはメッセージキューシステムと連携できません。

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