JP1/Automatic Job Management System 2 解説
「実行時のユーザー」とは,ジョブネットにPCジョブまたはUNIXジョブが定義されているときに,それらを実行する実行先ホスト(エージェントホスト)のOSユーザーを指定しておくものです。「実行時のユーザー」の設定は,PCジョブとUNIXジョブに限り指定できます。
「実行時のユーザー」として指定したOSユーザーは,「実行ユーザー種別」で選択したユーザー(登録ユーザーまたは所有ユーザー)が実行先ホストでジョブを実行するOSユーザーとなります。「実行時のユーザー」を指定しない場合は,実行先ホストでJP1ユーザー(実行ユーザー)にマッピングされているプライマリーOSユーザーで実行します。
なお,「実行時のユーザー」に指定するOSユーザーは,「実行ユーザー種別」で選択した「登録ユーザー」または「所有ユーザー」のJP1ユーザーにマッピングしておく必要があります。
- 補足事項
- PCジョブの場合,有効となるOSのユーザーの情報は,指定したOSのユーザーの権限だけです。また,指定した実行ファイルへのアクセスは,JP1/AJS2サービスに設定されているアカウントでアクセスします。実行ファイルから別ファイルへのアクセスは,指定したOSユーザーで行います。実行ユーザーのアクセス権をローカルサーバのユーザーに限定させたい場合は,OSユーザー名を「サーバ名\ユーザー名」という方法で指定してください。
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