JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
機能
JP1/IM - Service Supportに,新しく案件情報を登録します。
このコマンドの実行中は,JP1/Service Support - DB Serverが起動している必要があります。
形式
jssitemimport -i 案件情報入力ファイル名 -r 登録者ID [-f] [-m コードマッピングファイル名]
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
IM-SSパス\bin\
引数
-i 案件情報入力ファイル名
案件情報入力ファイルのファイル名を255バイト以下の文字列で指定します。ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。また,ファイル名に「‐」で始まる文字列は指定できません。案件情報入力ファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「案件情報入力ファイル(任意)」を参照してください。
-r 登録者ID
案件の登録者となるユーザーのIDを64バイト以下の半角英数字で指定します。
次の場合はエラーになります。
-f
データ内容に誤りがある場合も処理を継続する場合に指定します。-fオプションを指定すると,データ中の案件情報が不正な場合でも処理を継続して,次の案件情報を登録します。
-fオプションを省略した場合は,案件情報を登録する途中で一つでも案件情報の登録に失敗すると,処理は中断され,すべての案件情報が登録されません。
-m コードマッピングファイル名
ユーザーが定義したコードマッピングファイルを使用する場合,コードマッピングファイル名を255バイト以下の文字列で指定します。ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。JP1/IM - Service Supportのバージョン08-50以降では,インポートの対象となるユーザー拡張コード1〜5もコードマッピングファイルを使用して変換されます。コードマッピングファイルについては,「14. 定義ファイル」の「コードマッピングファイル(jp1imss_itemimport_codemap.conf)」を参照してください。
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | 異常終了 |
注意事項
使用例
案件情報ファイル(c:\anken\ankenimport.csv)を登録する場合の指定例を次に示します。
jssitemimport -i c:\anken\ankenimport.csv -r user0001 |
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