JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
機能
ルール定義をjar形式で出力します。
形式
jrmruledefexport [-h 論理ホスト名] -o エクスポートデータファイル名 [-f] [-r ルールパス名] [-d] [-s]
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
IM - RLパス\bin\
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,論理ホストを指定します。クラスタシステムを使用していない場合には,指定は不要です。省略した場合は,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを設定していない場合は,物理ホスト名が仮定されます。
-o エクスポートデータファイル名
エクスポートデータファイルのファイル名(拡張子.jarを含む)を絶対パス形式,またはこのコマンドを実行した場所からの相対パス形式で指定します。パス名に空白を含む場合は,「"」で囲んで指定します。このオプションは省略できません。
-f
指定したエクスポートデータファイルと同名のファイルが,エクスポート先にある場合,ファイルを上書きします。このオプションを省略した場合は,エクスポート先にファイルがあると,エクスポートしません。
-r ルールパス名
エクスポート対象のルールまたはルール編集グループのパス名を,/RuleEditを含めた絶対パス形式で指定します。
- ルール完全名を指定した場合,1ルールだけエクスポートされます。
- ルール編集グループ名をルールパスで指定した場合,そのグループ内のルールおよびルール編集グループすべてがエクスポートされます。
- このオプションを指定して,-dオプションを省略した場合,指定したルールパスの上位ルール編集グループ(/RuleEditを除く)もエクスポートされます。
- 指定したルールパス名がない場合,エクスポートできません。
- このオプションを省略した場合は,/RuleEditが仮定されます。
-d
エクスポートするルールのパス名を,カレントパスからの相対パス形式で設定します。インポート時に,ルール定義を別のルール編集グループ内に配置する場合に指定します。このオプションを省略した場合は,絶対パス形式が仮定されます。このオプションを指定する場合,次の点に注意してください。
- 相対パス名で保持する場合,インポートコマンドで別のルール編集グループ内にインポートできます。
- 絶対パス名で保持する場合,絶対パス名と同じ場所にインポートされます。
- -rオプションで対象のパス名を指定している場合は,指定したパスが存在する上位のルール編集グループがカレントパス名に仮定され,そのパス名からの相対パスが保持されます。-rオプションで指定していない場合は,カレントパス名が/RuleEditに設定され,/RuleEditからの相対パス名が保持されます。
-s
編集中のルールをエクスポート対象から除外します。除外されたルールがある場合,警告メッセージ(KAJX4503-W)によって一覧が出力されます。省略した場合は,編集中のルールもエクスポートされます。編集中のルールがエクスポートされた場合は,警告メッセージ(KAJX4507-W)によって一覧が出力されます。
戻り値
0 正常終了 0以外 異常終了
使用例
「/RuleEdit/group1」以下のルールをエクスポートする場合。
jrmruledefexport -o c:\rule\exportdata.jar -r /RuleEdit/group1
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