JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド

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7.5.2 セントラルスコープ・ビューアーでルールを監視する

セントラルスコープ・ビューアーは,JP1/IM - Managerの統合スコープ用のビューアーです。統合スコープでは,システムをツリー形式で表示する[監視ツリー]画面,マップ形式で表示する[ビジュアル監視]画面によって,障害の発生と影響範囲を視覚的に把握できます。

セントラルスコープ・ビューアーでは,[監視ツリー]画面や[ビジュアル監視]画面で表示された障害通知から,状態変更イベント(ツリーやアイコンの状態を変更した基となるJP1イベント)を検索し,対処します。そのJP1イベントがルール起動対象イベントであれば,[アクション結果]画面からルールオペレーション・ビューアーを表示し,ルールの実行状況を監視します。

セントラルスコープ・ビューアーでのルール監視の流れを次の図に示します。

図7-11 セントラルスコープ・ビューアーでのルール監視の流れ

[図データ]

セントラルスコープ・ビューアーを利用する目的は,障害の影響範囲を,業務単位やシステム単位などシステム管理者の必要とする視点で視覚的に把握することです。[監視ツリー]画面や[ビジュアル監視]画面に表示された障害通知から状態変更イベントを検索したあとは,セントラルコンソール・ビューアーで,JP1/IM - RLが発行するJP1イベントを基にルールを監視してください。

セントラルコンソール・ビューアーでのルールの監視方法については,「7.5.1 セントラルコンソール・ビューアーでルールを監視する」を参照してください。

セントラルスコープ・ビューアー,およびセントラルコンソール・ビューアーの操作の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド」を参照してください。

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