JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド
次に示す条件に従ってルールエレメントを作成してください。
- <この項の構成>
- (1) ルールエレメントの作成条件
- (2) ルールの最小構成
- (3) 時刻分岐ルールエレメント作成時の注意事項
(1) ルールエレメントの作成条件
ルールエレメントの作成条件を次に示します。
- 一つのルールに定義できるルールエレメント数は100個までである。
- ルールの最初のルールエレメントを,ルール起動条件ルールエレメントにする。
- ルール起動条件ルールエレメントを一つだけ作成する。
- コマンド実行ルールエレメント,または対処(コマンド)ルールエレメントを一つ以上作成する。
- すべてのルールエレメントを関連線でつなぐ。
- 分岐ルールエレメントまたは時刻分岐ルールエレメントのあとに,ルールエレメントを一つ以上作成する。
- 判断待ちルールエレメントのあとに対処(コマンド)ルールエレメントを一つ以上関連づける。
(2) ルールの最小構成
ルールの最小構成を次に示します。
- ルール起動条件ルールエレメントとコマンド実行ルールエレメント
- ルール起動条件ルールエレメントと対処(コマンド)ルールエレメント
(3) 時刻分岐ルールエレメント作成時の注意事項
(a) サマータイムを適用する場合
サマータイム期間だけ時刻を進めて,サマータイム期間の終了時に時刻を戻す運用をする場合は,サマータイムの開始や終了による影響を考慮して時刻分岐ルールエレメントの分岐条件を設定する必要があります。この場合の運用例を次に示します。
- 非サマータイム期間:通常の時刻を設定します。
- サマータイム開始日:サマータイム開始時刻以降,時刻を1時間進めて設定します。
- サマータイム期間:サマータイムの時刻を設定します。
- サマータイム終了日:サマータイム終了時刻以降,1時間戻して設定します。
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