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7.1.4 マップ式出力機能(/OTオプション)

マップ式出力機能を実行するには,コマンド「etmerge」の引数として「/OT」オプションを指定します。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 引数
(3) 実行例

(1) 形式

 
etmerge  /OT  MDLファイル  マップ式ファイル  [コンポーネント名]
 

(2) 引数

/OT
MDLファイル中のマップ式,変数式,コンポーネント未使用情報,グループ単位出力指定情報,MDL上で編集された式及び順序決定値をマップ式ファイルに出力する機能を実行するオプションです。任意のコンポーネント以下のマップ式を出力できます。

MDLファイル
マップ式ファイルを出力するMDLファイル名を指定します。種別は入力です。

マップ式ファイル
MDLファイル中のマップ式を出力するマップ式ファイル名を指定します。種別は出力です。

コンポーネント名
マップ式ファイルにマップ式を出力するコンポーネント名を指定します。ただし,グローバル名にはインデクスを含めないで指定します。子を持つコンポーネントを指定した場合は,その子孫コンポーネントのマップ式も出力対象となります。この指定は省略できます。省略した場合は,MDLファイル中にあるすべてのコンポーネントのマップ式が出力対象になります。種別は入力です。

(3) 実行例

マップ式出力機能の実行例を次に示します。

マップ式ファイル「MAPFILE.txt」に,MDLファイル「REFER.mdl」中のコンポーネント「Format1@Struct1」以下のすべてのコンポーネントのマップ式を出力します。

 
etmerge  /OT  REFER.mdl  MAPFILE.txt  Format1@Struct1