[プロパティ設定]画面の各項目について説明します。
なお,必ず指定する項目には,項目名の右側に"*"が表示されています。
図5-8 [プロパティ設定]画面(最大許容サイズを設定しない運用の場合)
![[図データ]](FIGURE/ZU060001.GIF)
図5-9 [プロパティ設定]画面(最大許容サイズを設定する運用の場合)
![[図データ]](FIGURE/ZU060002.GIF)
- [▼]メニュー
- メニューをクリックして表示されるドロップダウンリストから[ヘルプ]を選択すると,このマニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」が,別ウィンドウに表示されます。
- [種別]
- ベースパス情報が設定されているフォルダの種別として,次のうちのどれかが表示されます。
- [個人フォルダ]
フォルダの種別が個人ルートフォルダであることを示します。
- [グループフォルダ]
フォルダの種別がグループルートフォルダであることを示します。
- [コミュニティフォルダ]
フォルダの種別がワークプレースルートフォルダであることを示します。
- [名前]
- ベースパス情報に設定した名前が表示されます。
- [条件種別]
- ベースパス情報に設定されている条件種別として,次のうちのどれかが表示されます。
- [デフォルト]
- [役職]
- [役職(英語)]
- [所属組織]
- [所属組織(英語)]
- [組織ID]
- [条件値]
- ベースパス情報に設定されている条件値が表示されます。デフォルトのベースパス情報の場合は,「デフォルト」と表示されます。
- [パス]
- ベースパス情報に設定されているパスが表示されます。
- [使用数]
- ベースパス情報を使用しているルートフォルダの数が表示されます。
- [状態*]
- ベースパス情報の状態が表示されます。状態として,[ファイルの参照のみ許可]ラジオボタン,または[ファイルのすべての操作を許可]ラジオボタンのどちらかが選択されています。
- ベースパス情報の状態を変更したいときは,このラジオボタンの選択を変更します。
- [ファイルのすべての操作を許可]ラジオボタン
このラジオボタンが選択されている場合,ファイルおよびフォルダのすべての操作が実行できます。
- [ファイルの参照のみ許可]ラジオボタン
このラジオボタンが選択されている場合,ファイルの更新など,使用量が増加する操作は実行できません。
- [ファイルの参照のみ許可]ラジオボタンが選択されている場合に実行できない操作を次に示します。
- ファイルを新規に登録する
- フォルダをコピーまたは上書きコピーする
- ただし,コピーまたは上書きコピーするフォルダの下位にファイルを含まない場合は操作を実行できます。
- また,ファイルまたはフォルダの移動先となるルートフォルダの状態が,[ファイルの参照のみ許可]の場合に実行できない操作を次に示します。
- 異なるルートフォルダのフォルダへ,フォルダを移動または上書き移動する
ただし,移動または上書き移動するフォルダの下位にファイルを含まない場合は操作を実行できます。
- [予約状況]
- 最大予約可能容量または最大使用可能容量に対する予約量がグラフで表示されます。このグラフから,ベースパス情報に設定されている容量の予約状況がわかります。
- グラフでは,最大予約可能容量と最大使用可能容量のうちの設定されている値が大きい方を100%とした場合に,予約量は何%かが表示されます。
- 例えば,最大予約可能容量が200MB,最大使用可能容量が100MB,予約量が10MBとします。この場合は,最大予約可能容量を100%と考え,予約量は5%を示します。また,最大予約可能容量が100MB,最大使用可能容量が200MB,予約量が10MBとします。この場合は,最大使用可能容量を100%と考え,予約量は5%を示します。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [最大予約可能容量*]テキストボックス
- ベースパス情報に設定されている最大予約可能容量がMB単位で表示されます。
- 最大予約可能容量を変更したいときは,このテキストボックスの値を変更します。指定できる値の範囲は,1MB〜2,097,152MB(2テラバイト)です。テキストボックスには,「1」〜「2097152」の半角整数値で指定してください。小数値は指定できません。また,3けたの区切り文字としての「,」(コンマ)も指定できません。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [予約量]
- 最大予約可能容量に対する予約量がMB単位およびKB単位で表示されます。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [空き容量]
- 最大予約可能容量に対する空き容量がMB単位およびKB単位で表示されます。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [使用状況]
- 最大予約可能容量または最大使用可能容量に対する使用量がグラフで表示されます。このグラフから,ベースパス情報に設定されている容量の使用状況がわかります。
- グラフでは,最大予約可能容量と最大使用可能容量のうちの設定されている値が大きい方を100%とした場合に,使用量は何%かが表示されます。
- 例えば,最大予約可能容量が200MB,最大使用可能容量が100MB,使用量が10MBとします。この場合は,最大予約可能容量を100%と考え,使用量は5%を示します。また,最大予約可能容量が100MB,最大使用可能容量が200MB,使用量が10MBとします。この場合は,最大使用可能容量を100%と考え,使用量は5%を示します。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [最大使用可能容量*]テキストボックス
- ベースパス情報に設定されている最大使用可能容量がMB単位で表示されます。
- 最大使用可能容量を変更したいときは,このテキストボックスの値を変更します。指定できる値の範囲は,1MB〜2,097,152MB(2テラバイト)です。テキストボックスには,「1」〜「2097152」の半角整数値で指定してください。小数値は指定できません。また,3けたの区切り文字としての「,」(コンマ)も指定できません。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [使用量]
- 最大使用可能容量に対する使用量がMB単位およびKB単位で表示されます。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [空き容量]
- 最大使用可能容量に対する空き容量がMB単位およびKB単位で表示されます。
- なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,表示されません。
- [OK]ボタン
- このボタンをクリックすると,変更した内容がデータベースに登録され,[プロパティ設定]画面が閉じます。変更した内容が登録されたあと,[ベースパス情報操作]画面が更新されます。
- [キャンセル]ボタン
- このボタンをクリックすると,画面を閉じます。なお,指定した内容は無効となります。
- 注意事項
- [プロパティ設定]画面の各項目が次に示す表示の場合,対処が必要です。
- 「不正な値です(XXX)」と表示されている
ベースパス情報の種別,名前,条件種別,条件値,パス,または使用数に不正な値が設定されている場合に表示されます。XXXは,設定された不正な値です。
「不正な値です(XXX)」と表示された場合は,不正な値を設定したベースパス情報を削除してから,再度,正しい値を指定して追加してください。ベースパス情報を削除する方法の詳細は,「4.3.3 ベースパス情報を削除する」を参照してください。ベースパス情報を追加する方法の詳細は,「4.3.2 ベースパス情報を追加する」を参照してください。
- 予約状況に「表示できません。」と表示されている
ベースパス情報の最大予約可能容量,予約量または最大予約可能容量に対する空き容量に不正な値が設定されている場合に表示されます。
「表示できません」と表示された場合は,不正な値を設定したベースパス情報を削除してから,再度,正しい値を指定して追加してください。ベースパス情報を削除する方法の詳細は,「4.3.3 ベースパス情報を削除する」を参照してください。ベースパス情報を追加する方法の詳細は,「4.3.2 ベースパス情報を追加する」を参照してください。
- 使用状況に「表示できません。」と表示されている
ベースパス情報の最大使用可能容量,使用量または最大使用可能容量に対する空き容量に不正な値が設定されている場合に表示されます。
「表示できません」と表示された場合は,不正な値を設定したベースパス情報を削除してから,再度,正しい値を指定して追加してください。ベースパス情報を削除する方法の詳細は,「4.3.3 ベースパス情報を削除する」を参照してください。ベースパス情報を追加する方法の詳細は,「4.3.2 ベースパス情報を追加する」を参照してください。
[プロパティ設定]画面では,次の操作ができます。
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