Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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5.6 [ベースパス情報の追加]画面

[ベースパス情報の追加]画面の各項目について説明します。

なお,必ず指定する項目には,項目名の右側に"*"が表示されています。

図5-7 [ベースパス情報の追加]画面

[図データ]

[▼]メニュー
メニューをクリックして表示されるドロップダウンリストから[ヘルプ]を選択すると,このマニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」が,別ウィンドウに表示されます。

[種別*]
必ず選択する項目です。
  • [個人フォルダ]ラジオボタン
    個人ルートフォルダのベースパス情報を追加する場合に選択します。
  • [グループフォルダ]ラジオボタン
    グループルートフォルダのベースパス情報を追加する場合に選択します。
  • [コミュニティフォルダ]ラジオボタン
    ワークプレースルートフォルダのベースパス情報を追加する場合に選択します。

[名前*]テキストボックス
必ず入力する項目です。
ベースパス情報の名前を入力します。入力できる文字数は,255文字以内です。
なお,ベースパス情報の名前はベースパス情報の識別に使用されるため,システムで一意な名前を設定してください。

[条件種別*]ドロップダウンリスト
必ず選択する項目です。
ベースパス情報の条件種別を選択します。選択できる項目は,[種別*]で選択したラジオボタンによって異なります。ただし,デフォルト以外のベースパス情報が追加されている場合は,すでに設定されている条件種別または[デフォルト]のどちらかを選択します。
[個人フォルダ]ラジオボタンまたは[コミュニティフォルダ]ラジオボタンを選択している場合,[役職],[所属組織],[役職(英語)],[所属組織(英語)]または[デフォルト]を選択できます。
[グループフォルダ]ラジオボタンを選択している場合,[組織ID]または[デフォルト]を選択できます。
  • [デフォルト]
    デフォルトのベースパス情報を追加する場合に選択します。
  • [役職]または[役職(英語)]
    デフォルト以外のベースパス情報を役職単位で設定する場合に選択します。英語の役職名を条件値に設定する場合は,[役職(英語)]を選択してください。
  • [所属組織]または[所属組織(英語)]
    デフォルト以外のベースパス情報を所属組織単位で設定する場合に選択します。英語の所属組織名を条件値に設定する場合は,[所属組織(英語)]を選択してください。
  • [組織ID]
    デフォルト以外のベースパス情報を組織ID単位で設定する場合に選択します。
なお,[種別*]のラジオボタンを選択していない場合は,[条件種別*]ドロップダウンリストは非活性となります。[種別*]のラジオボタンでフォルダの種別を選択してから,[条件種別*]ドロップダウンリストを操作してください。

[条件値*]テキストボックス
必ず入力する項目です。
ベースパス情報の条件値として,Collaboration - Directory Accessから取得できる役職名,所属組織名または組織IDを入力します。入力できる文字数は,255文字以内です。
[条件種別*]ドロップダウンリストで[役職]または[役職(英語)]を選択している場合は,役職名を入力してください。
[条件種別*]ドロップダウンリストで[所属組織]または[所属組織(英語)]を選択している場合は,所属組織名を入力してください。
[条件種別*]ドロップダウンリストで[組織ID]を選択している場合は,Collaboration - Directory Accessで組織IDを表すディレクトリサーバの設定値として指定した,ディレクトリサーバの属性の値を入力してください。
なお,条件種別に「デフォルト」を選択した場合,[条件値*]テキストボックスは非活性となります。

[パス*]テキストボックス
必ず入力する項目です。
個人ルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダのファイル実体を格納するパスを入力します。UNC形式またはネットワークドライブからのフルパスで指定してください。なお,入力できる文字数は,164文字以内です。
注意事項
  • [パス*]テキストボックスに設定する値は,フォルダの種別ごとに一意な値を設定してください。個人ルートフォルダのベースパスとワークプレースルートフォルダのパスに同じ値を指定することはできますが,複数の個人ルートフォルダのパスに同じ値を設定したり,複数のワークプレースルートフォルダのパスに同じ値を設定したりすることはできません。
  • 文書空間の文字コード種別がUTF-8の場合,[パス*]テキストボックスには,ASCIIコードで構成される文字列を指定してください。パスにASCIIコード以外の文字を指定すると,ファイルの登録およびファイルのダウンロードができません。
  • パスとして指定したディレクトリ下には,管理用ディレクトリが作成され,その下にファイル実体が格納されます。ファイル実体の格納先のベースパス,管理用ディレクトリパス,およびファイル名の長さの和がOSの最大パス長を超えないように考慮してください。パスとして設定するディレクトリの詳細は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。

[最大使用可能容量(MB)*]テキストボックス
必ず入力する項目です。
ベースパスに対する最大使用可能容量をMB単位で入力します。最大使用可能容量に指定できる容量の範囲は1MB〜2,097,152MB(2テラバイト)です。テキストボックスには,「1」〜「2097152」の半角整数値で指定してください。小数値は指定できません。また,3けたの区切り文字としての「,」(コンマ)も指定できません。
ベースパス情報に設定する最大使用可能容量の見積もり方法の詳細は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。
なお,最大許容サイズを設定しない運用の場合,[最大使用可能容量(MB)*]テキストボックスは表示されません。

[最大予約可能容量(MB)*]テキストボックス
必ず入力する項目です。
ベースパスに対する最大予約可能容量をMB単位で入力します。最大予約可能容量に指定できる容量の範囲は1MB〜2,097,152MB(2テラバイト)です。テキストボックスには,「1」〜「2097152」の半角整数値で指定してください。小数値は指定できません。また,3けたの区切り文字としての「,」(コンマ)も指定できません。
ベースパス情報に設定する最大予約可能容量の見積もり方法の詳細は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。
なお,最大許容サイズを設定しない運用の場合,[最大予約可能容量(MB)*]テキストボックスは表示されません。

[追加]ボタン
ボタンをクリックすると,指定したベースパス情報がデータベースに登録されます。ベースパス情報が登録されたあと,[ベースパス情報操作]画面が更新されます。また,[ベースパス情報の追加]画面が再表示され,続けてベースパス情報を追加できます。

[閉じる]ボタン
ボタンをクリックすると,[ベースパス情報の追加]画面が閉じます。

[ベースパス情報の追加]画面では,次の操作ができます。