Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド

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5.5 [ベースパス情報操作]画面

[ベースパス情報操作]画面の各項目,および右クリックメニューに表示される項目について説明します。

<この節の構成>
(1) 画面に表示される項目
(2) 右クリックメニューに表示される項目

(1) 画面に表示される項目

図5-6 [ベースパス情報操作]画面

[図データ]

[▼]メニュー
メニューをクリックして表示されるドロップダウンリストから[ヘルプ]を選択すると,このマニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」が,別ウィンドウに表示されます。

[ベースパス情報操作]画面のメニュー領域
[アクション▼]メニュー
メニューをクリックして表示されるドロップダウンリストから[追加],[削除]または[プロパティ]を選択できます。
  • [追加]
    この項目を選択すると,[ベースパス情報の追加]画面が表示されます。[ベースパス情報の追加]画面の詳細は,「5.6 [ベースパス情報の追加]画面」を参照してください。
  • [削除]
    チェックボックスをチェックしてこの項目を選択すると,削除することを確認するメッセージダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,チェックボックスをチェックしたベースパス情報が削除されます。[キャンセル]ボタンをクリックすると,削除が中止されます。
    ただし,デフォルトのベースパス情報をすべて削除することはできません。デフォルトのベースパス情報は,一つのフォルダ種別に対して一つ以上設定しておく必要があります。
    なお,個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダでベースパスとして使用しているベースパス情報は削除できません。
  • [プロパティ]
    チェックボックスを一つチェックしてこの項目を選択すると,[プロパティ設定]画面が表示されます。複数のチェックボックスをチェックしている場合,この項目は選択できません。
    [プロパティ設定]画面の詳細は,「5.7 [プロパティ設定]画面」を参照してください。
[表示▼]メニュー
メニューをクリックして表示されるドロップダウンリストから[すべて],[個人フォルダ],[グループフォルダ]または[コミュニティフォルダ]を選択できます。
  • [すべて]
    選択すると,すべてのベースパス情報がベースパス情報一覧領域に表示されます。デフォルトで[すべて]が選択されています。
  • [個人フォルダ]
    選択すると,個人ルートフォルダに設定されたベースパス情報が,ベースパス情報一覧領域に表示されます。
  • [グループフォルダ]
    選択すると,グループルートフォルダに設定されたベースパス情報が,ベースパス情報一覧領域に表示されます。
  • [コミュニティフォルダ]
    選択すると,ワークプレースルートフォルダに設定されたベースパス情報が,ベースパス情報一覧領域に表示されます。
[閉じる]メニュー
メニューをクリックすると,[ベースパス情報操作]画面が閉じます。また,[ベースパス情報の追加]画面が表示されていた場合は,[ベースパス情報の追加]画面も閉じます。
[図データ]再表示]アンカー
アンカーをクリックすると,ベースパス情報一覧領域が更新されます。このとき,[[図データ]再表示]アンカーをクリックする前に[表示▼]メニューで種別を選択していた場合は,種別を選択した状態で更新されます。また,[[図データ]再表示]アンカーをクリックする前にリストヘッダまたはリストフッタのアンカーでソートしていた場合は,ソートが初期状態に戻ります。
[図データ]先頭]アンカー
アンカーをクリックすると,先頭ページへ遷移します。表示しているページが先頭ページの場合は,非活性です。また,アンカーをクリックする前に選択した[表示▼]メニューおよびソート条件は,ページが遷移したあとも有効です。
[図データ]前頁]アンカー
アンカーをクリックすると,前のページへ遷移します。表示しているページが先頭ページの場合は,非活性です。また,アンカーをクリックする前に選択した[表示▼]メニューおよびソート条件は,ページが遷移したあとも有効です。
[次頁[図データ]]アンカー
アンカーをクリックすると,次のページへ遷移します。表示しているページが最終ページの場合は,非活性です。また,アンカーをクリックする前に選択した[表示▼]メニューおよびソート条件は,ページが遷移したあとも有効です。
[最終[図データ]]アンカー
アンカーをクリックすると,最終ページへ遷移します。表示しているページが最終ページの場合は,非活性です。また,アンカーをクリックする前に選択した[表示▼]メニューおよびソート条件は,ページが遷移したあとも有効です。
全件中の現在位置
「現在表示されている範囲/全件数」の形式で表示され,現在のページに表示されている範囲と全件数を表します。
例えば,ベースパス情報一覧領域のベースパス情報の全件数が100件で1ページ当たり20件表示する場合,1ページ目の表示は「1-20/100」となり,2ページ目の表示は「21-40/100」となります。

ベースパス情報一覧領域
ベースパス情報一覧領域に表示できる最大表示件数および1ページ当たりの表示件数は,次のとおりです。
  • 最大表示件数
    ベースパス情報一覧領域に表示できる最大表示件数は,デフォルトで200件です。ベースパス情報一覧領域の最大表示件数は,File Sharingの環境設定用プロパティファイルを使用して,200件か,または全件表示するかどちらかに変更できます。変更後の最大表示件数は,ポータル全体でのFile Sharingの値として適用されるので,ユーザごとに最大表示件数を変更することはできません。最大表示件数を変更する方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。
  • 1ページ当たりの表示件数
    1ページ当たりに表示できる件数は,デフォルトで20件です。1ページ当たりの表示件数は,File Sharingの環境設定用プロパティファイルを使用して,5〜100の範囲内で変更できます。変更後の表示件数は,ポータル全体でのFile Sharingの値として適用されるので,ユーザごとに表示件数を変更することはできません。表示件数を変更する方法は,マニュアル「Collaboration - File Sharing システム管理者ガイド」を参照してください。
リストヘッダおよびリストフッタのチェックボックス
リストヘッダまたはリストフッタのチェックボックスをチェックすると,チェックボックスが全選択されます。チェックを外すと全解除されます。
チェックボックスをチェックしたベースパス情報は,[削除]メニューをクリックすることでベースパス情報一覧から削除できます。
リストヘッダおよびリストフッタのアンカー
リストヘッダまたはリストフッタのアンカーをクリックすると,クリックした項目がソートキーとなって,ベースパス情報一覧がソートされます。ソートキーとなっている項目には,昇順の場合は▲が,降順の場合は▼が表示されます。
リストヘッダおよびリストフッタに,次のアンカーが表示されます。
  • [種別]アンカー
    アンカーをクリックすると,昇順の場合は,コミュニティフォルダ,個人フォルダ,グループフォルダの順でソートされます。降順の場合は,グループフォルダ,個人フォルダ,コミュニティフォルダの順でソートされます。
  • [状態]アンカー
    アンカーをクリックすると,昇順の場合は,ファイルのすべての操作を許可,ファイルの参照のみ許可の順でソートされます。降順の場合は,ファイルの参照のみ許可,ファイルのすべての操作を許可の順でソートされます。
  • [名前]アンカー
    アンカーをクリックすると,名前の文字列の昇順または降順でソートされます。
  • [条件種別]アンカー
    アンカーをクリックすると,条件種別の文字列の昇順または降順でソートされます。
  • [条件値]アンカー
    アンカーをクリックすると,条件値の文字列の昇順または降順でソートされます。
  • [パス]アンカー
    アンカーをクリックすると,パスの文字列の昇順または降順でソートされます。
  • [最大予約可能容量(MB)]アンカー
    アンカーをクリックすると,最大予約可能容量の数値の昇順または降順でソートされます。
  • [空き容量(MB)]アンカー
    アンカーをクリックすると,空き容量の数値の昇順または降順でソートされます。
  • [使用数]アンカー
    アンカーをクリックすると,使用数の数値の昇順または降順でソートされます。
デフォルトでは,最優先されるキーが種別の昇順,二番目に優先されるキーが条件種別の昇順,三番目に優先されるキーが条件値の昇順,四番目に優先されるキーが使用数の昇順となり,ソートされています。
すでにソートキーとなっている項目を再度クリックして選択すると,昇順・降順が入れ替わります。
チェックボックスを設定後,リストヘッダまたはリストフッタのアンカーでソートすると,チェックボックスの状態が設定前に戻ります。
チェックボックス
チェックボックスをチェックして[削除]メニューをクリックすると,チェックしたベースパス情報が一覧から削除されます。
デフォルト表示は,チェックが外れています。チェックボックスを設定後,リストヘッダまたはリストフッタのアンカーでソートすると,チェックボックスの状態が設定前に戻ります。
[種別]列
ベースパス情報のフォルダの種別を示すアイコンが表示されます。
  • [図データ](個人フォルダアイコン)
    個人ルートフォルダのベースパス情報に表示されるアイコンです。
  • [図データ](グループフォルダアイコン)
    グループルートフォルダのベースパス情報に表示されるアイコンです。
  • [図データ](コミュニティフォルダアイコン)
    ワークプレースルートフォルダのベースパス情報に表示されるアイコンです。
[状態]列
ベースパス情報の状態を示すアイコンが表示されます。
  • [図データ](ファイルのすべての操作を許可アイコン)
    このアイコンが表示されている場合,ファイルおよびフォルダのすべての操作が実行できます。
  • [図データ](ファイルの参照のみ許可アイコン)
    このアイコンが表示されている場合,ファイルの更新など,使用量が増加する操作は実行できません。このアイコンが表示されている場合に,実行できない操作については,「5.7 [プロパティ設定]画面」を参照してください。
    なお,ファイルの参照のみ許可アイコンが表示されているベースパス情報の行では,文字列が赤字で表示されます。
[名前]列
ベースパス情報に設定した名前がアンカー表示されます。
名前アンカーをクリックすると,[プロパティ設定]画面が表示されます。
また,名前アンカーを右クリックして操作を実行できます。名前アンカーを右クリックして表示されるメニューは,「5.5(2) 右クリックメニューに表示される項目」を参照してください。
[条件種別]列
ベースパス情報の条件種別が表示されます。
デフォルト以外のベースパス情報を,役職単位で設定している場合は「役職」または「役職(英語)」,所属組織単位で設定している場合は「所属組織」または「所属組織(英語)」,組織ID単位で設定している場合は「組織ID」と表示されます。また,デフォルトのベースパス情報の場合は「デフォルト」と表示されます。
[条件値]列
ベースパス情報の条件値が表示されます。
[条件値]列に表示される内容は,条件種別によって異なります。
  • 条件種別が「役職」または「役職(英語)」の場合
    条件値に設定した役職名が表示されます。
  • 条件種別が「所属組織」または「所属組織(英語)」の場合
    条件値に設定した所属組織名が表示されます。
  • 条件種別が「組織ID」の場合
    条件値に設定した組織IDが表示されます。
  • 条件種別が「デフォルト」の場合
    「デフォルト」と表示されます。
[パス]列
ベースパス情報に設定されたパスが表示されます。
[最大予約可能容量(MB)]列
ベースパスに対する最大予約可能容量がMB単位で表示されます。
なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,「指定なし」と表示されます。
[空き容量(MB)]列
ベースパスの最大予約可能容量に対する空き容量がMB単位で表示されます。
なお,最大許容サイズ情報を設定しない運用の場合は,「指定なし」と表示されます。
[使用数]列
ベースパス情報を使用している個人ルートフォルダの数,グループルートフォルダの数またはワークプレースルートフォルダの数が表示されます。
注意事項
ベースパス情報一覧領域の項目が次に示す表示の場合,対処が必要です。
  • 不正な値です(XXX)」と表示されている
    ベースパス情報の名前,種別,条件種別,条件値,または最大予約可能容量に不正な値が設定されている場合に表示されます。XXXは,設定された不正な値です。
    「不正な値です(XXX)」と表示された場合は,不正な値を設定したベースパス情報を削除してから,再度,正しい値を指定して追加してください。ベースパス情報を削除する方法の詳細は,「4.3.3 ベースパス情報を削除する」を参照してください。ベースパス情報を追加する方法の詳細は,「4.3.2 ベースパス情報を追加する」を参照してください。

[ベースパス情報操作]画面では,次の操作ができます。

(2) 右クリックメニューに表示される項目

ベースパス情報の名前アンカーを右クリックして表示されるメニューの各項目について説明します。

[削除]
この項目を選択すると,削除することを確認するメッセージダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,名前アンカーを右クリックしたベースパス情報が削除されます。[キャンセル]ボタンをクリックすると,削除が中止されます。
ただし,デフォルトのベースパス情報をすべて削除することはできません。デフォルトのベースパス情報は,一つのフォルダ種別に対して一つ以上設定しておく必要があります。
なお,個人ルートフォルダ,グループルートフォルダまたはワークプレースルートフォルダでベースパスとして使用しているベースパス情報は削除できません。

[プロパティ]
この項目を選択すると,[プロパティ設定]画面が表示されます。
[プロパティ設定]画面の詳細は,「5.7 [プロパティ設定]画面」を参照してください。