この節では,Groupmax Integrated Desktopのローカル宛先台帳およびCollaboration - Mailの宛先台帳からエクスポートしたファイルを取り込む方法について説明します。
Groupmax Integrated Desktopのローカル宛先台帳およびCollaboration - Mailの宛先台帳に登録されているファイルを取り込むと,新たに宛先を登録する手間が省けます。
なお,EADファイル形式(Groupmax Integrated Desktop互換),およびEADファイル形式の,どちらのファイルでも取り込めます。
ファイルを取り込むときは,次の点に注意してください。
- 取り込む宛先がニックネームの場合は,Groupmaxのメールサーバに登録されているときだけ取り込めます。それ以外のニックネームは,取り込み元のファイルに登録されていても取り込まれません。なお,取り込む宛先がE-mailアドレスの場合は,登録されているメールサーバの種類に関係なく取り込めます。
- 取り込み元のファイルに登録されているフォルダと同じ名前のフォルダが,自分の宛先台帳にある場合,取り込み元のフォルダに登録されている内容は,自分の宛先台帳の,同じ名前のフォルダに取り込まれます。
例えば,取り込み元と自分の宛先台帳に,それぞれ「営業部」という名前のフォルダがあるとします。この場合,取り込み元の「営業部」フォルダに登録されている宛先は,自分の宛先台帳の「営業部」フォルダに取り込まれます。
- 取り込み先のフォルダに格納されている宛先と,取り込み元のファイルに登録されている宛先の合計が256個までの場合に,ファイルを取り込めます。
- 個人宛先台帳のルートフォルダ,グループ宛先台帳登録フォルダ,およびグループ宛先台帳のルートフォルダの直下には宛先を登録できません。ルートフォルダの直下に宛先が登録されているファイルを取り込む場合は,必ず取り込み先のフォルダに,これらのフォルダ以外のフォルダを指定してください。
- [コンタクトリスト]フォルダには,フォルダを格納できません。フォルダ,および宛先が登録されているファイルを取り込むと,フォルダ,およびフォルダに格納されている宛先は取り込まれません。
6.4.1項以降では,次のそれぞれの場合について,説明します。
- 他人の通常のフォルダの内容を,自分の個人宛先台帳,またはグループ宛先台帳に取り込む場合
- 他人の[コンタクトリスト]フォルダの内容を,自分の[コンタクトリスト]フォルダに取り込む場合
- <この節の構成>
- 6.4.1 他人の通常のフォルダの内容を自分の個人宛先台帳,またはグループ宛先台帳に取り込む場合
- 6.4.2 他人の[コンタクトリスト]フォルダの内容を自分の[コンタクトリスト]フォルダに取り込む場合
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