スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)

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5.2 HiRDBシステム定義の作成

実行者 HiRDB管理者

設計したシステム構成及び稼働環境に従ってHiRDBシステム定義を作成します。ここで説明する項目を次に示します。

HiRDBシステム定義の各オペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を参照してください。

留意事項
  • HiRDBシステム定義を作成した後に,pdconfchkコマンドでHiRDBシステム定義の内容の整合性をチェックしてください。このコマンドはHiRDBを開始するために必要な定義の整合性をチェックします。pdconfchkコマンドでチェックできるオペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム定義」を参照してください。
  • HiRDBシステム定義ファイルのパーミッションは,ファイルの所有者(HiRDB管理者)にだけ,読み込み権限及び書き込み権限を持たせるように設定,維持するようにしてください。
  • HiRDBシステム定義を変更した後に,$PDDIR/conf下のファイルのバックアップを取得してください。HiRDB運用ディレクトリがあるディスクの障害などに備えて,HiRDB運用ディレクトリ下のファイル($PDDIR/conf下のファイル)のバックアップを取得します。HiRDB運用ディレクトリを回復するには,$PDDIR/conf下のファイルのバックアップが必要になります。
<この節の構成>
5.2.1 HiRDBシステム定義の作成(HiRDB/シングルサーバの場合)
5.2.2 HiRDBシステム定義の作成(HiRDB/パラレルサーバの場合)
5.2.3 HiRDBシステム定義ファイルの共用化(HiRDB/パラレルサーバの場合)
5.2.4 HiRDBシステム定義(UAP環境定義を除く)の変更方法
5.2.5 UAP環境定義の追加又は変更方法