スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
システム共通定義にはHiRDBの構成及び共通情報を定義します。システム共通定義を作成して次に示すファイルに格納します。
システム共通定義では,ユニット構成,サーバ構成,及びグローバルバッファの定義をします。
なお,HiRDBのコマンドやユティリティは,この定義ファイルの内容に従って動作するため,HiRDBのコマンド,又はユティリティを実行するユーザ(OS上のユーザ)に対して,この定義ファイルに対する読み込み権限(r)を与えてください。
ユニット制御情報定義にはユニットの実行環境を定義します。ユニット制御情報定義を作成して次に示すファイルに格納します。
ユニット制御情報定義ではユニット用ステータスファイルの定義をします。
なお,HiRDBのコマンドやユティリティは,この定義ファイルの内容に従って動作するため,HiRDBのコマンド,又はユティリティを実行するユーザ(OS上のユーザ)に対して,この定義ファイルに対する読み込み権限(r)を与えてください。
シングルサーバ定義にはシングルサーバの実行環境を定義します。シングルサーバ定義を作成して次に示すファイルに格納します。
HiRDBのコマンドやユティリティは,この定義ファイルの内容に従って動作するため,HiRDBのコマンド,又はユティリティを実行するユーザ(OS上のユーザ)に対して,この定義ファイルに対する読み込み権限(r)を与えてください。
シングルサーバ定義で指定する項目の例を次に示します。
なお,ユティリティ専用ユニットの場合は,シングルサーバ定義は必要ありません。
UAPの実行環境を定義します。必要に応じてUAP環境定義を作成して次に示すファイルに格納します。
なお,HiRDB管理者はUAP環境定義を使用するユーザに対して,$PDDIR/conf/pduapenvディレクトリの読み込み権限(r)と実行権限(x)を与えてください。また,UAP環境定義ファイルには読み込み権限(r)を与えてください。
また,HiRDBのコマンドやユティリティは,この定義ファイルの内容に従って動作するため,HiRDBのコマンド,又はユティリティを実行するユーザ(OS上のユーザ)に対して,この定義ファイルに対する読み込み権限(r)を与えてください。
UAP環境定義で指定する項目の例を次に示します。
SQL予約語削除機能を使用する場合,UAPごとに削除する予約語を定義します。必要に応じてSQL予約語定義を作成して次に示すファイルに格納します。
なお,HiRDB管理者はSQL予約語定義を使用するユーザに対して,$PDDIR/conf/pdrsvwdディレクトリの読み込み権限(r)と実行権限(x)を与えてください。また,SQL予約語削除ファイルには読み込み権限(r)を与えてください。
また,HiRDBのコマンドやユティリティは,この定義ファイルの内容に従って動作するため,HiRDBのコマンド,又はユティリティを実行するユーザ(OS上のユーザ)に対して,この定義ファイルに対する読み込み権限(r)を与えてください。
HiRDBシステム定義ファイルの構成例を次の図に示します。
図5-2 HiRDBシステム定義ファイルの構成例(HiRDB/シングルサーバの場合)
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