スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)
HiRDB/パラレルサーバの場合,HiRDBシステム定義ファイルをサーバマシンごとに作成して管理する必要があります。しかし,ファイル共用機能(NFS)を利用すると,ユニット制御情報定義ファイルを除いたHiRDBシステム定義ファイルを一つのサーバマシンで管理できます。これをHiRDBシステム定義ファイルの共用化といいます。HiRDBシステム定義ファイルの共用化を次の図に示します。
図5-5 HiRDBシステム定義ファイルの共用化
共用化していない場合 | 共用化する場合 |
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HiRDBシステム定義をサーバマシンごとに管理する必要があります。 | HiRDBシステム定義を一つのサーバマシンで管理できます。ただし,ユニット制御情報定義を除きます。 |
システム共通定義を変更する場合,サーバマシンの数だけ修正が必要となります。 例えば,四つのサーバマシンで構成されている場合,四つのシステム共通定義があります。システム共通定義の内容は同じである必要があるため,四つとも修正が必要となります。 |
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