Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


24.14.6 履歴情報表へのアクセス時にRDエリア閉塞など回復可能な障害を検知したとき

履歴情報表へのアクセス時にRDエリア閉塞などの回復可能な障害で閉塞中の状態となり,KFSB50950-E,またはKFSB50966-Eメッセージが出力されたときは,次の手順で対処してください。また,あわせて「24.7.1 履歴情報表の状態に応じた障害対応」と「24.8.3 履歴情報表の状態を回復する」を参照してください。

  1. メッセージで出力された履歴情報表名を指定してeeaphlshコマンド(-Tオプション指定)を実行し,状態が「DCT…閉塞中」となっていることを確認します。

  2. HiRDBの運用によって,障害となっている履歴情報表を障害から回復させます。運用方法については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」を参照してください。

  3. 回復した履歴情報表を指定してeeaphchghコマンド(-cオプションにbac指定)を実行し,表の状態を「DCT…閉塞中」から「USE…使用済」または「SBY…未使用」に変更します。