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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


2.4 オン中SDBデータベース定義変更機能

システムの長時間稼働中,仕様変更や機能追加などによって,SDBデータベース定義の変更が必要となる場合があります。本機能を使用することで,TP1/EEやHiRDBを停止することなく,オンライン中に,古いSDBデータベース定義から新しいSDBデータベース定義に切り替えることができます。

SDBデータベース定義の切り替えはトランザクション静止化中に行います。また,連動してUAPライブラリ入れ替えを行うこともできます。新しいSDBデータベース定義の取得など,時間の掛かる処理をトランザクション静止化前に行い,トランザクション静止化時間を最小限に抑えます。

オン中SDBデータベース定義変更は,TP1/EEとHiRDBの構造型DB機能のオン中定義変更機能を連携させて実現します。HiRDBの構造型DB機能のオン中定義変更機能については,マニュアル「HiRDB Version 9 Structured Data Access Edition」の「SDBデータベースの定義追加または定義変更するときの運用(HiRDBの再起動を必要としない場合)」を参照してください。

図2‒19 オン中定義変更イメージ

[図データ]

〈この節の構成〉