2.4.10 HiRDBバージョンチェック
SDBハンドラ機能が正しく実行されることを保障するため,TP1/EE,HiRDBクライアント,およびtrnstringで指定したHiRDBサーバのバージョンチェックを行います。HiRDBクライアント,およびtrnstringで指定したHiRDBサーバのバージョンは,SDBハンドラ機能が前提としているHiRDBバージョン(リリースノートを参照)以降を使用してください。前提HiRDBバージョン未満の場合,TP1/EEの起動に失敗します。また,TP1/FSPの起動後,HiRDBサーバのHA系切り替えなどによって,HiRDBサーバが前提バージョン未満となった場合は,それ以降のSDBハンドラ機能が提供するAPIやオン中SDBデータベース定義変更はエラーとなります。
バージョンチェックでエラーとなった場合のTP1/EE動作を次に示します。
項番 |
チェック契機 |
動作 |
---|---|---|
1 |
TP1/EE起動時 |
次のメッセージを出力後,プロセス異常終了。
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2 |
オン中SDBデータベース定義変更実行時 |
次のメッセージ出力後,eesdhchgコマンド異常終了(オン中SDBデータベース定義変更失敗)。
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3 |
提供API実行時 |
次のメッセージ出力後,提供APIがエラーリターン。
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