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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引


オンラインバッチ機能関連定義

〈このページの構成〉

形式

set形式

〔set dbq_obs_lot_no=ロット管理テーブル面数〕
〔set dbq_obs_endcheckmsg_interval=TP1/EE終了時未読み出し監視メッセージ出力間隔〕
〔set dbq_obs_trn_end_api=Y|N

コマンド形式

{{dbqobsdef  -q DBキュー名
               -n リソースマネジャ名
             〔-i リソースマネジャ拡張子〕
                  }}
{{dbqobssrvdef  -v オンラインバッチサービス名
                〔-e〕
                  }}
{{dbqobslotdef  -o ロット名
                〔-v 起動するオンラインバッチサービス名〕
                  }}

機能

オンラインバッチ機能関連情報を定義します。

説明

各オペランドについて説明します。

set形式のオペランド

dbq_obs_lot_no=ロット管理テーブル面数  〜〈符号なし整数〉((1〜32767))《128》

ロット管理テーブルの面数を指定します。すべてのロット数を最低基準値として,それ以上の面数を指定してください。

dbq_obs_endcheckmsg_interval=TP1/EE終了時未読み出し監視メッセージ出力間隔  〜〈符号なし整数〉((0〜3600))《180》(単位:秒)

TP1/EEの正常終了時に,オンラインバッチ機能で使用するDBキューに未読み出しメッセージが存在する場合のメッセージを出力する間隔を指定します。

0を指定した場合,未読み出しメッセージ検知時に1回だけメッセージを出力します。

dbq_obs_endcheckmsg_intervalオペランドの指定値と実際のメッセージ出力間隔は,最大5秒の誤差が発生します。dbq_obs_endcheckmsg_intervalオペランドの指定値とメッセージ出力間隔の関係を次に示します。

プロセス終了監視トランザクション起動間隔<dbq_obs_endcheckmsg_intervalオペランドの指定値<メッセージ出力間隔

dbq_obs_trn_end_api=Y|N  〜《N》

オンラインバッチ機能で使用するDBキューのトランザクションの決着タイミングをAPI関数による同期点取得時にするかどうかを指定します。

Y

ee_trn_chained_commit関数またはee_trn_chained_rollback関数による同期点取得時に,バッチ処理を制御するサービストランザクションを決着させます。ee_trn_chained_commit関数またはee_trn_chained_rollback関数が呼び出されなかった場合は,サービス関数の終了時に,バッチ処理を制御するサービストランザクションを決着させます。

N

バッチ処理を制御するサービストランザクションを,サービス関数の終了時に決着させます。

コマンド形式

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