9.5 終了コード
グリッド実行ジョブの終了コードは,次の手順で決定されます。
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実行ノードで動作するサブジョブ実行プログラムの戻り値を,ユーザの指定する警告/異常しきい値と比較します。
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サブジョブ実行プログラムの終了状態(正常/警告/異常)を決定します。
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サブジョブ実行プログラムの終了状態の最大値をグリッド実行ジョブの終了コードとします。
また,一定数のサブジョブが警告/異常となってもジョブネットを続行できるようにするために,警告/異常サブジョブ数のしきい値による,終了コードの変更もできます。
グリッドジョブの終了コードは,次の個所で確認できます。
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JP1/AJS3 - Viewの[モニタ詳細−[アイコン名]]ダイアログボックスに表示される終了コード
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[実行結果詳細]ダイアログボックスに表示されるメッセージの終了コード
(KAKJ1801-I,KAKJ1803-I,KAKJ1805-Iのメッセージ)
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gpjoblsコマンドで表示するグリッドジョブの一覧のRTNC(終了コード)
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uGPS - Viewの[サブジョブ一覧表示]ウィンドウに表示される[Grid Job Information]項目のRTNC(グリッド実行ジョブだけ)