分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編
MCFサービスはユーザが作るシステムサービスで,OpenTP1のシステムサービスと同じ位置づけになります。
システムサービス情報定義では,MCF通信サービスを起動するための環境を定義します。ユーザが,MCFサービスを作成するときに定義する必要があります。
システムサービス情報定義は,テキストエディタを使用して作成します。
システムサービス情報定義の完全パス名を次に示します。
$DCDIR/lib/sysconf/定義ファイル名
定義ファイル名には,システムサービス情報定義のmoduleオペランドで指定する実行形式プログラム名を指定します。この定義ファイル名をMCFマネジャ定義のmcfmcnameコマンドに指定します。
set module="TP1/NET/OSAS-NIFの実行形式プログラム名"
プロセスサービスがMCF通信サービスを起動するための環境を定義します。
各MCF通信サービスに対して一つ,システムサービス情報定義を作成できます。また,複数のMCF通信サービスで一つのシステムサービス情報定義を共用することもできます。
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