分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編
EXECAP(相手システムのアプリケーションの起動)要求を発行する場合に,相手システムのアプリケーション名と次に示すどちらかをあわせて指定します。
EXECAP要求で相手システムのアプリケーションを起動する場合,次に示す項目に注意してください。
EXECAP要求を発行する起動元のアプリケーションプログラムと,起動先のアプリケーション属性定義との関係を次の表に示します。
次の表に示す以外の関係で,EXECAP要求を発行した場合はエラーとなります。
表5-4 起動元のアプリケーションプログラムと起動先のアプリケーション属性定義との関係
| 起動元のアプリケーションプログラム | 起動先のアプリケーション属性定義(mcfaalcap) | ||
|---|---|---|---|
| −n | |||
| lname | cname | type | |
| 任意 | send型論理端末を指定します。 | 指定しません。 | noans |
| ans型MHP | request型論理端末を指定します。 | ans | |
| noans型MHPまたはSPP | |||
| cont型MHP | cont | ||
| ans型MHP | 指定しません。 | request型論理端末が定義してあるコネクションIDを指定します。 | ans |
| noans型MHPまたはSPP | |||
| cont型MHP | cont | ||
### アプリケーション属性定義(OSASNF)
mcfaalcap -n "name=APL01 \
kind=user \
type=noans \
msgcnt=100 \
lname=NFLE01" \
-g "servgrpn=srvgrp01 \
quegrpid=quegrp02 \
quekind=disk" \
-v "servname=srv01"
mcfaalcap -n "name=APL02 \
kind=user \
type=ans \
msgcnt=100 \
cname=cnct01" \
-g "servgrpn=srvgrp01 \
quegrpid=quegrp02 \
quekind=disk" \
-v "servname=srv02"
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