分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編

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5.7 システムサービス共通情報定義

TP1/NET/OSAS-NIFで定義したシステム構成の内容によっては,OpenTP1のシステムサービス共通情報定義を指定する必要があります。

システムサービス共通情報定義の完全パス名を次に示します。

 
$DCDIR/lib/sysconf/mcf
<この節の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) 説明
(4) 注意事項

(1) 形式

set形式
 
set max_socket_descriptors=ソケット用ファイル記述子の最大数
set max_open_fds=MCF通信プロセスでアクセスするファイルの最大数
 

(2) 機能

システムサービス共通情報定義では,複数のMCF通信サービスに共通する情報を定義します。この定義ファイルは,標準値を定義した状態で製品に含まれています。次に示すオペランドについては,必要に応じて,テキストエディタを使用して定義値を変更してください。ほかのオペランドについては,変更しないでください。

(3) 説明

(a) set形式のオペランド

(4) 注意事項

max_socket_descriptorsオペランドの指定値とmax_open_fdsオペランドの指定値の合計は,OSのシステムパラメタで指定する「1プロセスでオープンできるファイル数」を超えないようにする必要があります。システム定義の変更などによって,上記のオペランドの指定値の合計が増加する場合は,OSのシステムパラメタの指定を変更してください。