分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSAS-NIF編
TP1/NET/OSAS-NIFで定義したシステム構成の内容によっては,OpenTP1のシステムサービス共通情報定義を指定する必要があります。
システムサービス共通情報定義の完全パス名を次に示します。
$DCDIR/lib/sysconf/mcf
set max_socket_descriptors=ソケット用ファイル記述子の最大数 set max_open_fds=MCF通信プロセスでアクセスするファイルの最大数
システムサービス共通情報定義では,複数のMCF通信サービスに共通する情報を定義します。この定義ファイルは,標準値を定義した状態で製品に含まれています。次に示すオペランドについては,必要に応じて,テキストエディタを使用して定義値を変更してください。ほかのオペランドについては,変更しないでください。
↑(このMCF通信プロセスに対してメッセージ送信要求を行うUAPプロセス数 +システムサービスプロセス数※ +このMCF通信プロセスに対して同時に処理要求を行う運用コマンド数 )/0.8↑
(プロトコル制御で使用するファイル記述子数※1)+30※2
(「このオペランドの指定値」 +同定義内の「max_socket_descriptorsオペランドの指定値」)≦2048
2048−(同定義内の「max_socket_descriptorsオペランドの指定値」)
max_socket_descriptorsオペランドの指定値とmax_open_fdsオペランドの指定値の合計は,OSのシステムパラメタで指定する「1プロセスでオープンできるファイル数」を超えないようにする必要があります。システム定義の変更などによって,上記のオペランドの指定値の合計が増加する場合は,OSのシステムパラメタの指定を変更してください。
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