TP1/NET/OSAS-NIFが,相手システムへ同期型の問い合わせメッセージを送信し,相手システムからの応答メッセージを受信した場合の処理の流れを説明します。
同期型の問い合わせメッセージの送信と応答メッセージの受信の流れを次の図に示します。
図2-15 同期型の問い合わせメッセージの送信と応答メッセージの受信の流れ
![[図データ]](FIGURE/ZU021500.GIF)
- MHPまたはSPPから,request型論理端末(同期型)あてに問い合わせメッセージを送信します。
request型論理端末(同期型)は使用状態となり,同じ論理端末あてにSENDRECV要求を発行できません。
- TP1/NET/OSAS-NIFは出力キューに書き込まれたメッセージを取り出します。
- 出力メッセージ編集UOCでメッセージを編集します。
- 相手システムへ問い合わせメッセージを送信します。
- 相手システムから応答メッセージを受信します。
- 入力メッセージ編集UOCでメッセージを編集します。
- TP1/NET/OSAS-NIFは入力キューへ応答メッセージを書き込みます。
1.で使用状態としたrequest型論理端末(同期型)の状態を解除し,同じ論理端末あてにSENDRECV要求を発行可能とします。
- 問い合わせメッセージを送信したUAPに制御が渡され,応答メッセージを受け取ります。
応答メッセージが複数のセグメントの場合,RECVSYNC要求を発行して,後続セグメントを受信します。
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