TP1/NET/OSAS-NIFが,相手システムからの問い合わせメッセージを受信し,相手システムへ応答メッセージを送信する場合の処理の流れを説明します。
問い合わせメッセージの受信と応答メッセージの送信の流れを次の図に示します。
図2-16 問い合わせメッセージの受信と応答メッセージの送信の流れ
![[図データ]](FIGURE/ZU021600.GIF)
- 相手システムからの問い合わせメッセージをreply型論理端末で受信します。
- 入力メッセージ編集UOCでメッセージを編集します。相手システムからのEXECAP要求を受信した場合に,自システムのアプリケーションが指定されているときは,入力メッセージ編集UOCは不要です。
- TP1/NET/OSAS-NIFは入力キューへ問い合わせメッセージを書き込みます。
- MHPを起動させます。MHPはRECEIVE要求を発行してメッセージを受け取ります。ただし,相手システムからのEXECAP要求を受信した場合は,EXECAP要求の中で指定されたアプリケーションが起動されます。
- MHPは,REPLY要求を発行して出力キューへ応答メッセージを書き込みます。
- TP1/NET/OSAS-NIFは,出力キューに書き込まれた応答メッセージを取り出します。
- 出力メッセージ編集UOCでメッセージを編集します。
- 相手システムへ応答メッセージを送信します。
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