tp1console(標準出力リダイレクトファイルのコンソール出力)
形式
tp1console
機能
一定間隔で標準出力リダイレクトファイルに出力された内容を読み取り,コンソールに出力します。
このコマンドは,システム環境定義のredirect_fileオペランドにYを指定した場合にだけ実行できます。redirect_fileオペランドの詳細については,「5.3 システム定義の詳細」の「システム環境定義」を参照してください。また,オペランドの指定内容による標準出力リダイレクトファイルのコンソール出力の詳細は,「2.2.2 標準出力リダイレクトファイルのコンソール出力機能」を参照してください。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA26526-E |
コマンドの実行に失敗しました |
標準エラー出力 |
KFCA26527-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
注意事項
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OpenTP1のセットアップ(インストール,アンインストール,マルチOpenTP1のセットアップ)を実施する場合は,必ずコマンドを終了させてください。
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dc_adm_call_command関数によるUAPからのこのコマンドの実行はできません。また,システム環境定義のuser_commandオペランド,およびuser_command_onlineオペランドにこのコマンドは指定できません。
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このコマンドが出力対象としている標準出力リダイレクトファイルは,このコマンドを終了させるまで削除できません。
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このコマンドの実行前に標準出力リダイレクトファイルに書き込まれた内容は,コンソールへの出力対象としません。このコマンドの実行後に書き込まれた内容だけを順次コンソールに出力します。
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標準出力リダイレクトファイルが世代管理ファイルの場合に,ファイル世代が切り替わったときは,世代切り替え後の最新世代のファイルを出力対象ファイルとします。
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オリジナルのOpenTP1の場合は,Windowsのスタートメニューからこのコマンドを実行できます。デスクトップからの起動方法は次のとおりです。
[スタート]−[プログラム]−[OpenTP1]−[OpenTP1 コンソール]
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マルチOpenTP1システムでこのコマンドを実行する場合は,dcmakeconコマンドで作成したコンソールのコマンドプロンプトから実行してください。詳細については,「dcmakecon(マルチOpenTP1操作コンソールの作成)」を参照してください。
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このコマンドを停止する場合は,コンソールに対し[Ctrl]キーと[C]キーを同時に入力するか,コンソールのクローズ操作を行ってください。
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このコマンドの実行時に障害が発生した場合,KFCA26526-Eメッセージを出力後に,pause状態になります。リターンキーの入力,または,コンソールのクローズ操作によって,pause状態を解除してください。
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このコマンドは,バッチファイルとして提供しています。バッチファイルの内容を書き換えないようにしてください。バッチファイルの内容を書き換えて実行した場合の動作は保証できません。