OS起動時のセットアップスクリプトを登録している場合，XNF/LSはシステムを起動すると自動的に開始されます。このため，xnfstartコマンドを入力する必要はありません。OS起動時のセットアップスクリプトについては，OSごとに次の個所を参照してください。

Red Hat Linuxの場合

「3.1.1(4)(a)OS起動時のセットアップスクリプト登録」

HP-UX 11i(IPF)の場合

「3.1.2(4)(a)OS起動時のセットアップスクリプト登録」

なお，TPTCP_VC文のinitial_statusオペランドにHAMと指定した仮想サーバをオンライン状態にする場合，xnfonlineコマンドを入力する必要があります。

次のような場合にxnfstartコマンドを入力してXNF/LSを開始します。

• xnfstopコマンドで強制終了したとき
• システムの起動時にXNF/LSを自動開始しない（OS起動時のセットアップスクリプトを登録していない）とき
• OS起動時のセットアップスクリプトを登録しているが，XNF/LSが自動開始に失敗したとき

なお，TPTCP_VC文のinitial_statusオペランドにHAMと指定した仮想サーバをオンライン状態にする場合，xnfonlineコマンドを入力する必要があります。

xnfstartコマンド，xnfonlineコマンドについては，「5.2　運用コマンドの詳細」を参照してください。

xnfstopコマンドでXNF/LSを終了させたあと，それまでのシステム構成を変更して再度XNF/LSを開始するには，xnfstartコマンドでXNF/LSを起動する前に，xnfgenコマンドでゼネレーションファイルを生成する必要があります。ゼネレーションファイルの生成方法については，「4.1.1(1)定義文ファイルの作成と通常ゼネレーション」を参照してください。

XNF/LSが動作中の構成変更については，「3.3　構成の変更」を参照してください。